渡辺徹 「宝物です」人気先輩俳優から贈られた色紙に書かれていたもの 「こんなリアルな言葉を」

[ 2022年9月23日 13:58 ]

俳優の渡辺徹
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 俳優の中村雅俊(71)と渡辺徹(61)が23日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。中村がかつて渡辺に贈ったという言葉について明かした。

  劇団文学座の先輩、後輩である2人。出会いは41年前だとし、渡辺は「デビューするんで取材を受けていまして、そこに雅俊さんがいらして、そこで初めてお目にかかった」「お目にかかったのは初めてなんですけど、俺にとっては中村雅俊さんって言ったら本当に雲の上の存在で」と振り返った。

 そこであいさつをすると、「色紙を書いてやるということで。言葉を贈ってやるということで」と色紙を贈られたという渡辺は、スタジオに色紙を持参。色紙には「いつまでも あると思うな 人気と仕事」との言葉が書かれており、渡辺は「これからデビューする人間に何とネガティブな。“大志を抱け”とか、“夢を持て”とかそんな言葉かと思ったら、こんなリアルな言葉を」と苦笑した。

 中村は「まあ素敵な芸能界っていう世界でこれから飛び立とうという彼、絶対にうまくいくと信じていたし、まあちょっとからかい半分で。あともう半分はそういう世界で頑張ってほしいっていうかね、これからスタートライン立った人なんでね」と笑って見せた。渡辺は「あの時のお顔は絶対ふざけてましたよ」とツッコんだ。

 また、渡辺は昨年デビュー40周年を迎えたが「その時にあるイベントをやったんですけど、雅俊さんにコメントをお願いしたら色紙も書いて下さったんです」とその際の色紙も披露。色紙には「いつまでも 続いたじゃない!人気と仕事!」の言葉が。現在は文学座を退団している中村だが、「40周年ですよ。40年も頑張ってやってきたっていうのは、兄貴分としては本当に頑張ってきたなあって。戦うものも多かったけど、ここまで来たなっていうのは」と称賛した。

 司会の黒柳徹子が「“いつまでも あると思うな 人気と仕事”と“いつまでも 続いたじゃない!人気と仕事!”っていうのはよく対になってありますよね」と感心すると、中村は「この(41年前の)色紙があったんで、じゃあ40周年は何書こうと思って結局これをちょっとひねって書かせていただいたんですけど」と説明。渡辺は「40年以上たってようやく完結したジョーク」と笑顔を見せた。

 中村は「でも驚いたのは40年以上前にあげたこの色紙をこんな黄色くなるまで徹が持ってるっていう。ありがたいよね」と感激。渡辺は「ずっと部屋にこれ置いてあるんですよ。引っ越しても、これを自分の部屋に。宝物です」とうれしそうに語った。

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