ラーメンの名店「蔦」創業者「愛猫に本気で咬まれ…」から10日後の急死　ファン悲痛「43歳早すぎます」

「Japanese Soba Noodles蔦」の公式ツイッターから（@tsutainfo）

　世界で初めてミシュランの星を獲得したラーメン店「Japanese　Soba　Noodles　蔦」の創業者の大西祐貴氏が死去したことが23日、分かった。43歳。23日、店のホームページで発表した。

　突然の訃報に「43歳早すぎます…。謹んでお悔やみ申し上げます」「大西さんの味が大好きで、下がずっと大西さんの事を覚えててくれてます」「つい先日、初めて伺い、とても美味しいラーメンを頂戴したばかりでした。とても残念です」「いつも優しい笑顔で接客して頂いてありがとうございました」「先週食べたばかりだったのに、まさか…」「ショックです」「美味しいラーメンありがとうございました」「ラーメンを垢抜けた一流料理に押し上げたパイオニアでした」「非常に残念。まだ若いしこれからのラーメン界を引っ張って行く方だと思っていただけに…」とネット上では悲しみの声が続出している。

　ホームページでは「訃報のお知らせ」とした上で「Japanese　Soba　Noodles　蔦オーナーシェフ大西祐貴が享年43歳にて急逝いたしました」と報告。「ここに生前のご厚誼に心より感謝し謹んでお知らせ申し上げます。大西祐貴は、世界で初めてミシュランの星を獲得したラーメン店『Japanese　Soba　Noodles　蔦』を創業し、国境を越えて世界的にラーメンの人気を確立させた、才能に満ち溢れたシェフでした。ご親族、ご友人の皆様と喪に服すと共に、世界中のスタッフが一心となり、故大西祐貴の遺志を継げるように努めてまいります。Japanese　Soba　Noodles　蔦　一同」と伝えた。

　大西氏は14日、店のツイッターに「昨晩愛猫に左手を本気で咬まれ、今朝起きたら腫れていて激痛です。湯切りと鍋を持つことが困難だったので、おやすみしとりあえず今から皮膚科に行ってきます。ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。金曜日には復帰出来るように致します」と投稿。その後は15日、16日と休業し、17日と18日は営業したものの、19日は台風の影響で休業。20日以降は「諸事情により休業致します」と発表していた。