【来週9月25日の鎌倉殿の13人】第37話 謎の副題「オンベレブンビンバ」ネット話題「ググっても…」

[ 2022年9月18日 20:45 ]

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第37話。りく(宮沢りえ)と北条時政(坂東彌十郎)(C)NHK
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 俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は25日、第37話が放送される。サブタイトル「オンベレブンビンバ」が謎だとSNS上の話題を集めた。

 <※以下、ネタバレ有>

 稀代の喜劇作家にして群像劇の名手・三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。鎌倉を舞台に、御家人たちが激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

 第37話は「オンベレブンビンバ」。

 畠山重忠(中川大志)と死闘を繰り広げた北条義時(小栗)は政子(小池栄子)大江広元(栗原英雄)らと新体制を始動。長男・泰時(坂口健太郎)を自身のそばに置き、強い覚悟で父・時政(坂東彌十郎)と向き合う。一方、りく(宮沢りえ)は夫・時政を蚊帳の外に置かれ、憤慨。娘婿・平賀朝雅(山中崇)を担いで対抗することを画策。三浦義村(山本耕史)を誘い、反撃ののろしを上げる。北条家内の対立が激化する中、源実朝(柿澤勇人)は和田義盛(横田栄司)のもとへ…。

 副題にカタカナが入るのは今作初。カタカナのみの大河サブタイトルは19年「いだてん~東京オリムピック噺~」の第31話「トップ・オブ・ザ・ワールド」(8月18日)、第40話「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(10月27日)、第43話「ヘルプ!」(11月17日)以来、3年ぶりとなる。

 SNS上には「来週のサブタイが謎すぎる」「ググっても全くヒットしない謎の言葉」「新たなパワーワード。衝撃すぎて、紀行が頭に入らなかったよ」「三谷幸喜さんの造語かな?『くしゃがら』的な(NHK『岸辺露伴は動かない』の一編)」「『鎌倉殿』を見てない人たちからすると『ズンドコベロンチョ』状態(北川悦吏子氏脚本のフジテレビ『世にも奇妙な物語』の一編)になっている未来しか見えない」などの声が続出。本放送を前に国内トレンド(17位、午後7時39分)に入るなど、反響を呼んだ。

 第15話「足固めの儀式」(4月17日)など、二重の意味を込め、視聴者を驚きに包む今作の副題。次回、“種明かし”がされるのか、期待は高まる。

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