松井玲奈「会話のキャッチボールができない」に共演者も納得 「よだかの片想い」舞台あいさつ

[ 2022年9月18日 12:38 ]

主演映画「よだかの片思い」の舞台あいさつのため、今月末で閉館するテアトル梅田を訪れた松井玲奈
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 女優の松井玲奈(31)が18日、大阪・テアトル梅田で主演映画「よだかの片想い」(監督安川有果)の舞台あいさつを行った。

 直木賞作家・島田理生氏の恋愛小説を映画化したもので、松井は自らのコンプレックスに正面から向き合い、遅い初恋に傷つきながらも前に進む大学院生を熱演した。

 初恋のぎこちなさに掛け、苦手なものを問われた松井は「しゃべること」と即答。「会話のキャッチボールができない」と打ち明けると、共演の中島歩(33)から「あ~」と納得されて苦笑いだった。

 原作の大ファンだったという松井は「長い時間かけて制作して頂き、こうやって公開にこぎつけられてうれしい」と言葉をかみしめた。撮影中は現場に原作と台本の両方を持ち込み「照らし合わせて確認しながら作っていって…。この作品はとても大事なものになりました」と胸を張った。

 同劇場は関西のミニシアターの先駆け的存在だったが、今月いっぱいで閉館。これが最後のロードショー作品となり、松井は「ここで以前にも舞台あいさつしたことあるので、無くなってしまうのは寂しい。でも、この作品が最後にかけて頂いたのがうれしい」と話した。

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2022年9月18日のニュース