郷ひろみ 無垢から進化刻み続け50年、理想へGO!66歳 音楽界の顔は「感謝」胸に走り続ける
Photo By スポニチ
【俺の顔】8月にレコードデビュー50周年を迎えた歌手の郷ひろみ(66)。年齢を聞いてその顔を見ると、誰もが「若い!」と思うだろう。昨年までNHK紅白歌合戦に34回出場するなど、長く日本の音楽界の顔であり続けてきた。「いろんな人に支えてもらった」という50年間。さまざまな恩人の顔を思い出す。(伊藤 尚平)
同年代の男性に比べて驚くほど若いルックス。とはいえ、来月18日には67歳を迎える。笑うと目尻に何本ものシワができる。まるで年輪のようだ。
50年での顔の変化は、これまで発売したシングル108枚のジャケットに刻まれている。「僕自身の変遷ですよね。“ああ、こうだったんだ”って思い出させられることもある。余裕が出てきたのは、50代を過ぎてからだと思いますよ」。108枚を一覧にした資料を見てそう分析する。
1972年に「男の子女の子」でデビュー。あどけない表情のジャケットを見て「この頃は本当に何も知らないから、無垢(むく)ですよね」と懐かしそうに笑った。
一番の転機はどの時期か。そう聞くと、ジャケット一覧を見つめて「う~ん…」と長考。「この頃かな」と示したのは、99年の「GOLDFINGER’99」。♪アーチーチー――と歌う代表曲だ。ただ、そのヒットが転機ではない。2002年に充電期間として活動休止し、ニューヨークへ留学。その決心をしたのがこの頃だった。
3年間の留学で郷は歌い方を変えた。ボーカルトレーナーのドクター・ライリー氏の下、徹底的にボイストレーニングを行った。
ライリー氏は「歌も常に変化してる。だから、昔はこうでよかったけれども今は違うよ」と郷に説いた。「例えば、ビブラート一つとっても今までと違う。“深いビブラートはもうはやらない。薄く速くなるよ”って。それって、自分のクセを変えなきゃいけないってこと。身に付けたものだし、変えるのは大変。だけど、幅が広がることですから」
マスターするまでに3年かかったが、得られたのは技術だけではない。「心の柔軟性ですね。僕も変わっていかなきゃいけないし、変わっていくだろうなと思えた」。柔軟さは活動に現れている。昨年は高校生が作った曲「100GO!回の確信犯」を歌い、今年の新曲「ジャンケンポンGO!!」ではロックに挑戦した。柔軟さがあるから、50年間続いたのかもしれない。
「サラッと50年と言うけど、凄い数字だと思いますね。多くの人に支えられたな、というのが正直な気持ち。近所のおばさんに叱られたことでも“あの人がいなかったら”と思うんですよ」
50年を振り返ると感謝が尽きない。思い出すのは恩人の顔。デビュー時のプロデューサー・酒井政利さんら鬼籍に入った人も多い。中でも「郷ひろみ」の人生を与えてくれた、ジャニーズ事務所前社長で2019年に死去したジャニー喜多川さん(享年87)への思いは特に強い。
郷は高1の時に参加した映画のオーディションで、ジャニーさんにスカウトされた。「なぜそこにジャニーさんがいて、声をかけてくれたのか。審査員をやってたのかな。本当に不思議。聞いてみたかったな」と思いを巡らせる。
思い浮かぶのは厳しいジャニーさんの顔だ。「僕はジャニーさんに一回も褒められたことがないんですよ。でも、愛情たっぷりに育ててもらった」
ひろみ、あんな動きはダメだよ。立ってる時はこうしなさい。はける時にピンスポットが当たってなくても、こうするんだよ…。1から10まで、プロの歌手たるものを教えてもらった。「それが今も僕の中で生きてるんですよ」。50年たった今も、ジャニーさんの教えは根元にある。
立ち続けたステージを去るのは、歌えなくなった時と決めている。少しでも長く続けたい。だから、週3回ジムに通い、ボイトレをする。
「郷ひろみという人間がいて、僕は横にいるんだろうなって思うんです。郷ひろみは進化していて、僕は一生懸命ついていってる。うまく言えないんだけど、離されることなく、一緒にずっと歩いていきたいなっていうのが今の目標なんです」
それはきっと、理想の郷ひろみを今も追い求めているということ。まだ、前に進み続けている。
《12・26記念ライブ 武道館で「50曲」》現在は4月にスタートした50周年記念の全国ツアー中。コロナ下でファンは歓声を制限されているが「マスクをしていても笑顔は伝わる。僕はステージに立てること自体が幸せ」と喜びを持って歌っている。11月まで50公演以上を行い、さらに12月には内容の異なるツアーを11公演予定している。そして12月26日に東京・日本武道館で締めくくりの50周年記念ライブを行う。「武道館では50曲歌いますよ。楽しみにしていてください」と意欲十分だ。
◇郷 ひろみ(ごう・ひろみ、本名原武裕美=はらたけ・ひろみ)1955年(昭30)10月18日生まれ、福岡県出身の66歳。72年にデビュー。西城秀樹さん、野口五郎と3人で「新御三家」と呼ばれる人気に。ヒット曲は「お嫁サンバ」「2億4千万の瞳」など。俳優としてはドラマ「ムー一族」などに出演。紅白歌合戦では歴代最多の7度の白組トップバッターを務めている。血液型A。
芸能の2022年9月18日のニュース
-
すとぷり X‘masイブにバーチャルライブ開催
[ 2022年9月19日 01:12 ] 芸能
-
ビキニフィットネス女王の安井友梨 堂々の優勝!悲願の世界一挑戦に向け19日も「精一杯がんばります」
[ 2022年9月18日 23:58 ] 芸能
-
尾上松也 「自分にとってはリスクしかない」も歌舞伎以外の活動もする理由語る
[ 2022年9月18日 23:07 ] 芸能
-
山崎育三郎 あこがれプロ野球助っ人選手からのメッセージに大興奮 尾上松也「出会った時も話で持ちきり」
[ 2022年9月18日 23:04 ] 芸能
-
尾上松也 収集癖の凄さ語る スニーカーのために引っ越し、キャンドルは「好きが高じて理事に」
[ 2022年9月18日 23:02 ] 芸能
-
山田杏奈 「最初はもう全然興味なくて…」芸能界に入った意外な理由とは
[ 2022年9月18日 22:45 ] 芸能
-
有吉弘行、耳鼻科で受けた検査の結果に大ショック「“今の数値だと、2年後に…”って」
[ 2022年9月18日 22:17 ] 芸能
-
松井玲奈 舞台あいさつでの出待ち、声かけに「今後はどうかひかえていただきたいです」と呼びかけ
[ 2022年9月18日 21:42 ] 芸能
-
須賀健太 台風上陸の中で“雨男いじり”に複雑「人命や交通機関に影響が無いからこそ笑っていじれる」
[ 2022年9月18日 21:35 ] 芸能
-
ロバート馬場“長年の夢”飲食店オープン! 挑戦しようと思ったきっかけは…
[ 2022年9月18日 21:30 ] 芸能
-
有吉弘行、60歳小沢仁志の“兄弟ゲンカ”に驚き「いまだに殴り合いをして、どっちが強いかを…」
[ 2022年9月18日 21:27 ] 芸能
-
アインシュタイン河井 一時はピン活動も…コンビ結成へ心動いた先輩の一言「1回やってみますって」
[ 2022年9月18日 21:23 ] 芸能
-
“社長”SKY―HIがBMSG所属15人と初野外フェス 台風影響も「晴れさせちゃいました!」
[ 2022年9月18日 21:00 ] 芸能
-
「鎌倉殿の13人」大河史に刻む死闘!中川大志が語る舞台裏 鎧は原形なく…小栗旬提案「ぶん殴られたい」
[ 2022年9月18日 21:00 ] 芸能
-
「鎌倉殿の13人」畠山重忠&和田義盛コンビも見納め…中川大志も「堪えるのに必死…三谷さん、ズルいよ」
[ 2022年9月18日 21:00 ] 芸能
-
「鎌倉殿の13人」24歳・中川大志の“貫禄”4度目も「怖い」大河の現場 畠山重忠と戦い抜き感無量
[ 2022年9月18日 21:00 ] 芸能
-
川島明 天津・向のマンション再びいじり倒す…周囲は骨組み&穴だらけ「レアメタルでも発見された?」
[ 2022年9月18日 20:46 ] 芸能
-
女子サッカー・仲田歩夢 SNSで日本代表選手からDMきた!?「同業が多かった」
[ 2022年9月18日 20:46 ] 芸能
-
「鎌倉殿の13人」鎌倉版クローズZERO?異例の殴り合い 壮絶2分半!畠山重忠 義時もネットもKO
[ 2022年9月18日 20:45 ] 芸能
-
【来週9月25日の鎌倉殿の13人】第37話 謎の副題「オンベレブンビンバ」ネット話題「ググっても…」
[ 2022年9月18日 20:45 ] 芸能




















