前澤友作氏 仲間に見捨てられた過去に後悔の涙「めちゃくちゃだったんですよ」

[ 2020年10月7日 20:53 ]

前澤友作氏
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 ファッション通販「ZOZO」の創業者で実業家の前澤友作(44)が、7日放送のフジテレビ系「昔住んでた家は今!?歴代ハウス」(後7・00)にリモート出演し、成功前に経験した苦い経験を明かした。

 出演者が過去に住んだ家とともに、半生を振り返っていく番組。前澤氏は生まれ育った千葉・鎌ケ谷の実家を皮切りに、歴代の家を映像で楽しんだ。初めての1人暮らしは、千葉・幕張の2階建て2LDKアパートで、家賃は7万円。実家で始めた洋楽CDのカタログ通販の業務が手狭になったため、引っ越したという。当時、好んで食べていたのは、ご飯に豆腐、ネギを乗せ、醤油とラー油で味付けする、自称「豆腐丼」。前澤氏は「めっちゃうまいですよ」と、1食50円という“貧乏メシ”を懐かしんだ。

 次に引っ越した東京・小岩のマンションでは、忘れられない思い出があるという。当時は仲間とともに休日返上で働きまくり、夢を追いかける日々。「忙しすぎて、3人とか4人とかでやっていた時代で、寝袋で寝泊まりして毎日やってました。土日も返上して」と振り返った。

 当時の前澤氏は、バンドのメンバーとしても活動しており、ツアーで1カ月、家を空けることもあったという。ある日、ツアーを終えて家に帰ると、仲間が仕事をしているはずの部屋がもぬけのからに。忙しさから給料の支払いを忘れるなど、ずさんな経営ぶりに嫌気が差し、仲間たちが去ってしまったという。前澤氏は再現VTRを見ながら、「『もうこの会社、付いて行けない』みたいな。めちゃくちゃだったんですよ」と涙をぬぐった。

 その後、前澤氏はバンド活動をあきらめて会社経営に専念。会社はみるみる成長を遂げ、前澤氏も推定資産3330億円(米フォーブス誌調べ)の大富豪になった。現在は家賃300万円という都内のマンションで、億単位の美術品に囲まれて生活。一方で、キッチンには貧乏時代を忘れないためか、大量のカップめんを買いだめしている意外な一面も公開された。

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2020年10月7日のニュース