高橋一生 2度目の夫婦役・蒼井優との共演に「全幅の信頼、楽しみでしかなかった」

[ 2020年10月7日 21:12 ]

映画 「スパイの妻<劇場版>」オンライン配信イベントに出席した(左から)黒沢清監督、蒼井優、高橋一生
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 俳優・高橋一生(39)、女優・蒼井優(35)、黒沢清監督(65)が7日、都内で開催された映画「スパイの妻<劇場版>」(10月16日公開)オンライン配信イベントに出席。3人は本作が第77回ヴェネチア国際映画祭の銀獅子賞(監督賞)を獲得してから初の公の場となり、銀獅子トロフィーをお披露目した。

 1940年の満州で、恐ろしい国家機密を知った優作(高橋)が、事のてん末を世に知らしめようとする姿を描く。蒼井は優作の妻・聡子を演じる。

 蒼井の役者としての魅力に話が及ぶと、高橋は「夫婦役をやらせていただいて2度目なので、『スパイの妻』のお話をいただいて、蒼井さんだっていうふうになったときに、僕はマネジャーさんに『やった!』って言いましたね。そのくらい、お芝居にかけて、全幅の信頼をしているので。お芝居をすることが楽しみで仕方なくなる人なので、一緒にまた夫婦でご一緒させていただくっていうことは、楽しみでしかなかった」とコメント。

 一方の蒼井は「本当に尊敬している先輩なんですけれども…一緒に何かを作るっていうことをさせてただけることが、とてもありがたくて。すごい先輩だってことはわかりながらも、一緒に歩んでくださることに、すごく感謝しています。こんな大きな作品をまたやらせていただいたんですけど、できればまた共演したいです」と早くも再共演を希望していた。

 その後、トロフィーと対面した感想を求められた蒼井は「人生でこんなに近くで見ることなんて…触れる距離にあるけど、全然触ろうと思わないくらい、すごい圧があるなあって思います」とニッコリ。高橋は「ちょっと現実感がないんですよ。ここにあるっていうのが。ただ見た感じ、非常に滑らかなんだと思いました。つるっつるですね」とうれしそうに話していた。

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2020年10月7日のニュース