吉本興業 文春に法的措置も EXIT兼近の売春斡旋報道で

[ 2019年9月6日 05:30 ]

「EXIT」兼近大樹
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 吉本興業は5日、週刊文春によるEXIT・兼近大樹(28)の売春斡旋などの逮捕報道に対し、同社のホームページで発行元の文芸春秋社に抗議声明を出すとともに法的措置も検討していると発表した。

 吉本は、事件は未成年時のもので、前科報道の公益性がないことなどから「プライバシー権名誉権の重大な侵害」にあたるとしている。この日、兼近本人もツイッターでコメントを発表。「過去の法律違反を美談にする気も肯定する気もありません」とした上で「しかしこんな俺だからこそできる事、見てほしい事、伝えられる事が沢山(たくさん)あると思っています」などとつづった。

 今回の報道を受け、EXITが月曜にレギュラー出演しているテレビ東京「おはスタ」(月~金曜前7・05)はコンビの出演を当面の間見合わせることを決定。同局は「番組内容などを総合的に判断した結果」としている。同局の「ゴッドタン」(土曜深夜1・45)の14、21日出演回は、そのまま放送する方向で、テレビ関係者は「“おはスタ”は子供向けの番組でもあるので過去の犯罪とはいえ出演が難しい」との見方を示した。

 ≪相方りんたろー。「肯定してやりたい」)EXITのりんたろー。(33)も自身のツイッターに相方への思いを投稿した。過去の逮捕については「コンビを組む時に聞いていました」と説明。その上で「過去は決して変えられないけど、その過去を悔い改め応援されるよう今を歩むことはできるはず」と、2人で前に進むことにした経緯を述べた。そして「兼近がいなければなかった人生」と感謝し「たったひとりになったって僕だけはあいつを肯定してやりたいんです」と訴えた。

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