吉田鋼太郎から田中圭へお願い「はるたん、寅さんの代わりになって」

[ 2019年8月24日 05:30 ]

映画「おっさんずラブ LOVE or DEAD」の初日舞台あいさつに登壇し、ハートとともに手を振る(左から)沢村一樹、林遣都、田中圭、吉田鋼太郎、志尊淳
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 俳優の田中圭(35)が主演のテレビ朝日の人気ドラマを映画化した「劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~」が23日、全国325スクリーンで公開された。田中、吉田鋼太郎(60)、林遣都(28)、沢村一樹(52)、志尊淳(24)ら主要キャストは、都内で初日舞台あいさつ。配給元によれば全国的に安定した動員を見せており、土日の予約状況を含めて興収30億円が狙える出足。深夜ドラマの映画化としては異例のヒットが見込め、田中は「ファンの方が僕ら以上に盛り上げてくれて、映画化というプレゼントをもらった以上、倍返ししなきゃと思っていた。キャストもパワーアップし、いい形で恩返しができた」と胸を張った。

 ドラマは昨年の新語・流行語大賞でベスト10、ツイッターの世界トレンド1位を獲得するなど社会現象となり「OL民」(おっさんずラブファン)と呼ばれるファンが急増。今月13日に行われた完成披露試写会でも世界トレンド1位に返り咲き、田中は「もう、感謝しかありませんよ」と感激の面持ちだ。

 林は、ファンの大歓声を受け「改めて凄い作品に参加できたと実感した。自分が頑張った以上にご褒美をもらったような経験」と満面の笑み。映画から参加した沢村も「こんなにドキドキする初日は初めて。もう思い残すことはない」と満足げに語った。

 吉田は「単発ドラマから始まって、今、夢のような段階にいる。その中心にいるのが田中圭」と絶賛。さらに「男はつらいよ」の寅さんを引き合いに出し、「田中圭が寅さんの代わりになってほしいと本気で思っている。ぜひ、はるたん(田中)がいろんな人に好かれていって、彼の代表作になってほしい。僕もずっと出してね」とさらなるシリーズ化を期待していた。

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