「ノーサイド・ゲーム」橋幸夫が悪役初挑戦「楽しめそう」ラグビー界の“ラスボス”大泉洋に立ちはだかる

[ 2019年8月18日 15:30 ]

日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」に“ラスボス”としてレギュラー出演する橋幸夫(左)(右は主演の大泉洋)(C)TBS
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 1960年代に舟木一夫(74)西郷輝彦(72)とともに「御三家」と呼ばれ、一世を風靡した歌手で俳優の橋幸夫(76)がTBS日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」(日曜後9・00)に“ラスボス”として第6話(18日放送)からレギュラー出演。悪役に初挑戦し、俳優の大泉洋(46)演じる主人公の前に立ちはだかる。

 数々のヒットドラマや映画の原作を生み出してきた作家・池井戸潤氏(56)が書き下ろし、6月13日に刊行されたばかりの同名小説(ダイヤモンド社)を早くも映像化。大手自動車メーカー「トキワ自動車」を舞台に、経営戦略室のエリート社員から一転して府中工場の総務部長に左遷されたサラリーマン・君嶋隼人(大泉)が、14億円もの“赤字”を抱えて低迷しているラグビー部「アストロズ」のゼネラルマネジャー(GM)として再起をかける姿を描く。

 橋のTBS連続ドラマへのレギュラー出演は2002年「水戸黄門」第30部以来17年ぶり。今回演じるのは劇中、日本のラグビー界を束ねる日本蹴球協会に会長として君臨し、閉塞的な状況を生んでいる張本人・富永重信。富永はラグビーがプロスポーツではなくアマチュアスポーツであることを神聖視し、収益性を求めることを悪とする考えの持ち主。ラグビーの素人でアストロズを実力とともに経営的な面から再建している君嶋とは対極にいる。君嶋にとって富永は、まさにラグビー界の“ラスボス”。

 橋は「僕が演じる富永は大泉さん演じる君嶋とは考え方が真っ向から違う人物です。年齢的にも昔の考え方を持った人物がプラチナリーグのトップに立っている。悪役とまではいきませんが『ニヒルでいいから“方針が違う”ということを上から目線でやってほしい』と監督からリクエストされました。できているかどうかはドラマをご覧になって確認してください(笑)。富永のような嫌われそうな役を演じるのは初めてですが、楽しめそうです」と新境地開拓に張り切っている。

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2019年8月18日のニュース