フジ新社長「私の任務は視聴率のさらなる回復」6月は約3年ぶり全日3位に

[ 2019年7月5日 16:06 ]

フジテレビ社屋
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 フジテレビの遠藤龍之介社長(63)が5日、東京・台場の同局で就任後初の定例会見を臨み、抱負を語った。

 遠藤社長は「私の任務は視聴率のさらなる回復と、その結果としての業績の回復であります。幸いにして、宮内社長時代のこの2年間、わが社は増益を続けることができ、視聴率も昨年後半あたりから緩やかな上昇傾向にあります。この流れをさらに加速させて、視聴者から愛される局としてこの会社を成長させていきたい」と意気込んだ。

 「視聴率が少し良くなってきたとはいえ、フジテレビの着順はまだ4位であることは事実」と厳しい現実に気を引き締めつつ、「社員やスタッフに自信を取り戻させ、働くことにやりがいを強く感じてもらう、まず僕がやることはそのための水路作りではないかと思います」と語った。

 世帯視聴率が昨年後半から回復基調にあるという例として、この6月の全日帯の視聴率が5・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、3位になったことを報告。これは同局にとっては約3年ぶりの好成績であることから「この回復基調を確固たるものにしたい」と前を向いた。

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2019年7月5日のニュース