山口智子 夫・唐沢寿明を外食に誘う理由「1時間、2時間たっぷり…」

[ 2019年7月5日 12:07 ]

山口智子
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 女優の山口智子(54)が5日、NHK総合「あさイチ」(月~金曜前8・15)にゲスト出演。夫で俳優の唐沢寿明(56)との私生活や夫婦円満の秘訣を語った。

 山口は女優の広瀬すず(21)が主演を務める連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜前8・00)で、ヒロイン・なつの兄、咲太郎(岡田将生)の育ての母で、伝説の劇場「ムーランルージュ新宿座」の元人気ダンサー亜矢美を演じている。山口の女優デビュー作である1988年後期「純ちゃんの応援歌」以来、約31年ぶりの朝ドラ出演を果たしている。

 山口は「31年前だとみんなに言われた。30年経ったんだと実感しております」と照れ笑い。「(前回も昭和から平成に)元号は変わる時にまたいで、今回も…。すずちゃんも次にまたぐときにもしかしたらお母さん役とかでやるといいかも」とニヤリ。これには博多大吉(48)は「何食わぬ顔で、山口さんもまたいでると思う。凄すぎる。昭和、平成、令和…」と感嘆の声を上げた。

 当時の映像に「こんな初々しかったんだ」と感嘆しつつ、「毎日が崖っぷちで、これ終わらなかったら帰れない、できるかなって。本当に素人から入った、初めての演技、初めての大阪弁だったので、すべてが初めてだったので必死でしたね。一日一日が…」としみじみ。その後も「続けられるかどうかなんて全く未知。どうやって学んで、どういう人間として成長して先に行けるのか、全く分からない中で俳優としてどう覚悟を決めて進んだらいいか分からなかった。本当に1つ1つやるしかないって感じでしたね。できないことだからけですよ」と振り返った。

 1995年に「純ちゃんの応援歌」で姉弟役を演じた俳優の唐沢と結婚。唐沢の当時の印象について「弟だったんですよね、不思議。日本一顔の小さい男だなと思ってましたよ」と笑顔。「本当に家族だと過ごす毎日だったので。それが終わってなぜか…こんな展開に」と照れ笑いを浮かべた。

 結婚24年、夫婦円満の秘けつを聞かれ、「何もないですけど、ほどほどの距離間感がいいじゃないですかね」と山口。「私たちの趣味趣向が真逆なので、それぞれの好きな世界は本当にかかわらない。それはそれ、でも、1日1回はご飯食べる時は一緒。で、結婚当初は必死に料理とかも頑張ったんですけど、最近は私がものすごくサボり癖がつきまして、料理もギブアップ。そうすると、2人で食べに出かける。普段自分で作ると10分で食事が終わっちゃうんですけど、外に食べにいくと、いろんな話ができて、1時間、2時間たっぷり話せるんで、外に食べに行くようにしているし、彼も連れ出そうとしてくれてます。いろいろなおいしいところ調べて。私も旅に出ると1カ月帰ってこないとかあるんですけど、いる時は一緒にご飯を楽しんで食べる」と明かした。

 2人の趣味は「何ひとつ合わないです」とキッパリ。「(唐沢は)ブルースリー、車、仕事、3種類で人生が成り立っていると思っているんですけど、私はそこに興味を持っていない。私はあらゆることの世界に興味があるので、いろんなものを見に行きたくなっちゃう。一緒に旅してもどんどん見に行っちゃうけど、彼はずっと部屋にいますね。ご飯の時だけ一緒に」とし、「程よい、真逆感、距離感が実は良かったのかなと思います」と語った。

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2019年7月5日のニュース