ジャニー社長襲った「くも膜下出血」とは 星野源は2度の手術から復活

[ 2019年7月1日 15:10 ]

星野源
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 ジャニーズ事務所は1日、代表取締役のジャニー喜多川氏(87)が先月18日に解離性脳動脈瘤(りゅう)破裂によるくも膜下出血で緊急搬送され、現在入院中であると発表した。

 くも膜下出血は、脳を覆うくも膜と軟膜のすき間の層(くも膜下腔)を走る動脈にできたこぶ(動脈瘤)が破れ、出血が広がる病気。この脳動脈瘤の多くはこぶ状のものだが、解離性動脈瘤は動脈の壁が裂けてできたもの。脳梗塞、脳出血、くも膜下出血を総称し「脳卒中」と呼び、くも膜下出血は脳卒中全体の約1割程度だと言われている。

 突然の激しい頭痛と吐き気が起こるのが一般的。出血量が少ない場合は軽い頭痛にとどまるため、風邪だと思い込み発見が遅れるケースも。

 芸能界では、歌手で俳優の星野源(38)が2度の手術を経験している。12年12月に発症し、活動休止。翌年2月に仕事復帰したが、同年6月の定期検査で「手術箇所が万全ではない状態」と診断され、再び活動休止となった。同年9月に、再手術が成功し退院。現在は歌手、俳優をはじめ、文筆業などとマルチな才能を発揮して活躍している。

 また、「globe」のボーカル、KEIKO(46)は11年10月に発症。自宅で首の後部に激痛を訴え、夫の小室哲哉氏(60)が救急車を呼んで都内病院に緊急搬送され、約5時間にわたる手術を受けた。現在も病気療養に専念しているが、今年に入り、自身のツイッターでジムでの筋トレやカラオケで歌ったことなどを報告し、ファンを安心させた。

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2019年7月1日のニュース