石野卓球、事務所と契約解除で瀧との活動再開も

[ 2019年7月1日 11:59 ]

「電気グルーヴ」の石野卓球
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 ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)は1日、「電気グルーヴ」の石野卓球(51)との契約を終了したことを発表した。電気グルーヴをめぐっては、相方で俳優のピエール瀧が麻薬取締法違反罪に問われ、東京地裁が6月18日に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡している。SMAは4月2日付で瀧との契約を解除しており、石野が瀧の復帰をサポートするために所属事務所を離れることを選択したとみられる。

 関係者によると、相方の瀧は年内にも音楽活動を再開するのではないかとの見方が浮上している。事件をめぐり、5億円超ともいわれる損害が発生するなど、金銭的に苦しい実情があるからだ。収入源を得るためには、俳優業の早期再開は難しく、制約などが比較的に少ない自主製作盤などによる音楽活動の方が現実的。石野も大手プロダクションを離れたことにより、行動を共にしやすくなった。

 石野と瀧はインディーズでも一緒に活動してきた仲。当時のテクノユニット「人生」については、6月の判決公判で小野裕信裁判長が異例の5分に及ぶ説諭にも引用していた。当初は執行猶予明けにも「電気グルーヴ」を再結成するのではないかとの観測もあったが、石野の独立で「人生」を含めたコンビ再開の時期は早まる可能性がある。

 石野は、瀧がSMAから契約を解除された15日後4月17日に、自身のツイッターで「もう事務所辞める。瀧もいないし」と書き込んでいた。

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2019年7月1日のニュース