「アンジュルム」リーダー和田彩花 笑顔の卒業コンサート 前任の矢島舞美も駆けつけ祝福

[ 2019年6月18日 22:33 ]

<アンジュルム・和田彩花卒業スペシャルコンサート>アンコールで元気よく飛び跳ねる和田彩花(撮影・荻原 浩人)
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 アイドルグループ「アンジュルム」が18日、東京・日本武道館でリーダー和田彩花(24)の卒業コンサートを行った。和田はこの公演をもってグループと「ハロー!プロジェクト」を卒業する。代表曲「大器晩成」など20曲を歌唱し、1万2000人を沸かせた。

  アンコールを受け、真っ赤なサイリウムが光るなか、和田はスマイレージ時代のインディーズデビュー曲「ぁまのじゃく」をソロで歌唱した。「メンバーの騒がしさには頭を抱えました。みんなが食べ残すピーマン、にんじん、椎茸を誰が食べるのか、脱ぎっぱなしの靴を誰が片付けるのか…」とユーモアを交えつつ活動を振り返り、ファン、スタッフ、メンバーそれぞれに感謝の言葉を送った。

 和田は「ハロー!プロジェクト」全体のリーダーも務めており、この日は前任の矢島舞美(27)もサプライズでかけつけて卒業を祝福。「これからは、自分自身のために、あやちょ(愛称)の人生、あやちょがやってみたいことを全力でトライしていって欲しいな」と手紙を読み上げ花束を渡した。和田は「手紙を読んでいただいて、卒業するんだなと実感しました」と語った。

 同グループは「夢見る15歳(フィフティーン)」でメジャーデビューし、和田にとっては「夢見た15年(フィフティーン)」が最後のシングルとなった。「ハロー!プロジェクト」にはハロプロエッグ(現ハロプロ研修生)時代も含めると約15年在籍したことになる。この日は最後まで涙を流すことはなく、アイドルらしく笑顔でステージを後にした。

 今後はグループを離れソロで活動していく。「明日からは自分が何を守って、何を愛して、どんな夢を持ってかなえていくのかを考えて、もっと自分に向き合いたい」と決意。「アイドルと女性のあり方を見つめ直し、アイドルの解釈の幅を広げていくためにまたステージに戻ってきたい」と抱負を語った。 なおこの日は、2人そろってファンとして知られる新婚の山里亮太(42)、蒼井優(33)夫妻も訪れ、観客席から見守っていた。

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2019年6月18日のニュース