亀梨和也「ストロベリーナイト・サーガ」撮了「有意義で、すてきな時間でした」

[ 2019年6月18日 06:00 ]

姫川と菊田の関係になりきって、笑顔で記念撮影する亀梨和也(左)と二階堂ふみ(C)フジテレビ
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 フジテレビ系ドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」(木曜後10・00)に出演するKAT―TUNの亀梨和也(33)が、このほど都内のロケ現場でクランクアップを迎えた。クランクインしてから約3カ月半の間、女優の二階堂ふみ(24)が演じる警部補・姫川玲子を献身的に支える巡査部長・菊田和男を演じ切った。ドラマは20日に最終回を迎える。

 この日の撮影では連続殺人鬼“ブルーマーダー”の共犯者が立てこもるアジトへ潜入するシーンの撮影に臨んだ。単身で乗り込んだ菊田(亀梨)に絶体絶命のピンチが襲いかかる、緊迫のクライマックスシーンに。すべてのシーンを撮り終え、助監督から「亀梨和也さん、オールアップです!」の声が上がると、大きな拍手がロケ現場全体に響き渡った。亀梨のもとに駆け寄った二階堂から花束を受け取ると表情をほころばせ、満面の笑みを見せた。

 「今作は役柄、役回り的にも、そしてソロで主題歌という意味でも自分にとってチャレンジングなことをたくさん経験させていただける現場でした。また、現場に来て、各監督をはじめ、二階堂さん、キャストの皆さん、スタッフの皆さんとしっかりと向き合い、一つ一つの出来事に対して、その壁を越えていく撮影の日々は、僕にとって有意義で、すてきな時間だったなと感じています。どうか、最終回のオンエアが終わるまで引き続きよろしくお願いします。本当にありがとうございました!」と、あふれ出る感謝の気持ちを述べた亀梨に、さらに大きな拍手が送られた。

 そして、共に撮影を乗り越えてきた二階堂に対して、亀梨は特別な思いを語る。「二階堂さんは、姫川玲子というキャラクターを演じるにあたってすごく負担も大きかったと思います。そんな中でも、座長としてキャスト、スタッフの皆さんに気を遣いながら過ごしてくださったことに心から感謝しています。みんなの気持ちを受け入れるキャパシティーの広さがありつつも、しっかりと芯を貫いてチャレンジし、トライしていく感性も持っているので“さすがだな!”って勝手に感じながら過ごさせていただきました」と、姫川と菊田の固い絆を感じさせた。

 約3カ月半という期間を駆け抜けてきた亀梨は“そんなに経ったのか”というほど充実していたという。個性を全面に出す役柄とは違い、一歩後ろに立ち、感情を表に出さない菊田というキャラクターを演じたことに「キャラクターをしっかり意識しながら1シーン1シーン、繊細に表現するように心がけてきました。特に、姫川さんとの距離感、姫川班の中でのあり方は常に意識してきたつもりです。最後、姫川さんと菊田の関係がどうなるかは見てからのお楽しみですが、1話から最終回までを通して、2人の関係性を描いてこられたのは連ドラの醍醐味だったんじゃないかなと思います」とコメント。

 打ち上げでは主題歌「Rain」を姫川班メンバーと歌う予定らしく「宍戸さんに先陣切ってもらって、カラオケの採点で勝負したいですね(笑)」と、普段から仲の良い姫川班メンバーらしいエピソードをうれしそうに語った。

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2019年6月18日のニュース