4年目の彩海せら 新人公演で初主演 初めてのセンターに「いつも立っている舞台なのに初めて見る場所」

[ 2019年6月18日 20:38 ]

宝塚歌劇団雪組の新人公演「壬生義士伝」で初主演した彩海せら(右)とヒロインの彩みちる
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 宝塚歌劇団雪組公演「壬生義士伝」の新人公演が18日、兵庫・宝塚大劇場で行われ、入団4年目の彩海(あやみ)せらが初主演した。

 16年に入団した102期生初の新公主演。開演前は「緊張で不安だらけだった」と明かしたが、初めてとなる銀橋でのソロも伸びのある歌声を響かせ、堂々とした演技で超満員の客席を魅了した。初めてのセンターに「いつも立っている舞台なのに初めて見る場所。本当に明るくて“0番(センター)に立ってる。うわ~っ”て感じでした」と声を震わせた。

 クライマックスにかけては、観客からすすり泣く声があちこちから漏れ「演技をすること、表現をすることって本当にステキなことだな、と思えました。これから男役としても階段を上れるように頑張りたい」と誓いを新たにした。

 また、ヒロインは本公演でも活躍中の彩(いろどり)みちるが演じ「(入団7年目で)新人公演の長の年なので、役でも子どもがいる役ですが、みんなの母親みたいな心持ちでした」と振り返った。

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2019年6月18日のニュース