由美かおる 68歳で初体験「恥ずかしかった」

[ 2019年4月14日 05:30 ]

笑顔でポーズを決める由美かおる(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 女優の由美かおる(68)が13日、都内で、37年ぶりに発売するニューアルバム「Jewel Box」の発売を記念したインストアイベントを行った。

 150人のファンの前で、新曲「スパドゥパランデブー」など収録曲5曲を熱唱。「すべてにメルシー」では「夢だった」というアコーディオンの弾き語りも披露し「こんなふうに夢がかなうとは、びっくりしています」と笑顔を見せた。

 TBS「水戸黄門」のかげろうお銀役など、女優として活躍する由美だが、60~70年代には歌手として33枚のレコードをリリース。「元々歌手が本業で、原点に戻った感じ。これからも音楽活動をしていきたい」と話した。

 関係者によると、最後にライブを行ったのは「40年以上前だと思う」。インストアイベントを行うのは今回が初めてで「最初は恥ずかしかった。みなさんの顔が見られて楽しかったです」と振り返った。ベスト盤はあったものの、新曲でCDをリリースするのも初めて。「CDってコンパクトでいいですね」とちゃめっ気たっぷりに語った。さらには平成初歌唱と、初体験づくしとなった。

 今後については「全国を回って皆さんに親しんでもらいたい。海外も素敵ですね」と意欲を見せた。報道陣から年末の紅白歌合戦への出場について聞かれると「夢は大きく、いいですね。NHKで歌いましょうか!」と笑顔で語った。

 【由美かおる伝説】
 ▼スリーサイズ B86・W58・H86。15歳でのデビューから半世紀以上たつが、このプロポーションはほぼ変わっていない。
 ▼入浴シーン くノ一役で出演したTBS「水戸黄門」の名物だった入浴シーンは、24年間で200回以上。瞬間的に視聴率が跳ね上がると言われた。
 ▼石原裕次郎さんを魅了 15歳で日本テレビ系の深夜番組「11PM」のショーコーナーにレギュラー出演。愛くるしさと抜群のスタイルで一躍人気を集めた。裕次郎さんも番組を見て、自身の映画に由美を起用した。
 ▼呼吸法 15歳で入団した「西野バレエ団」で教わった足の裏から息を吸うといわれる「西野式呼吸法」を毎朝20分ほど実践。インストラクターとして指導も行っている。

続きを表示

2019年4月14日のニュース