NGT48、遠いグループ正常化 現存チーム解散も先行きは不透明

[ 2019年4月14日 08:30 ]

暴行被害告白から一夜明け、気丈にNGT48の劇場オープン3周年記念公演に出演した山口真帆
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 【覆面座談会】平成も残りあとわずかですが、芸能界では“平静”とは真逆の状態が続いています。ピエール瀧被告(52)の薬物事件、NGT48の現存チーム解散と衝撃ニュースが連発。内田裕也さん(享年79)萩原健一さん(享年68)の訃報にも驚きが広がりました。平成最後の「覆面座談会」。いつものメンバーがニュースの裏側に迫ります。

 ワイドデスク NGT48山口真帆が暴行被害に遭った事件で、NGTが現チームを解散させたのには驚いた。

 本紙デスク 関係者は2チーム体制でチーム間に隔たりができたと説明。運営スタッフとメンバーが話し合って決めたそうだが、騒動の背景にはメンバー同士の確執がささやかれているだけに、これで再出発となるのかどうか。

 週刊誌記者 運営側は今月に入って新潟県庁に謝罪に行ったけど、2月以降、スポンサー離れが加速している。ラジオのレギュラー番組も休止、AKBグループの握手会以外に活動がないなど、先行きは不透明なままだ。

 リポーター 今月21日に現チーム最後の劇場公演を行うが、山口の参加は発表されていない。運営は手を打っているけれど、グループの正常化はまだまだ遠そうだ。

 ワイドデスク 3月にグループを運営する「AKS」の松村匠取締役が行った会見も逆効果になってしまったしな。

 本紙デスク 被害者の山口が会見中にツイッターで反論。それについて記者から質問が飛び、松村氏が答えるというのは前代未聞だった。

 リポーター ファンとの私的交流をしていたメンバーについて、「確かな証拠がないと処分できない」と説明した。そこに、山口から「犯人グループとの交際を認めたメンバーもいます」との反論。これには困惑した様子で「持ち帰らせていただく」とその場では言及しなかったね。

 週刊誌記者 運営側は想定問答を用意して、周到な準備をしていたが、まさか本人が声を上げるとは思っていなかったみたい。心境を聞かれるとあぜんとして「今、会見を見ているんだなと思った」と漏らし、失笑を買っていたね。

 ワイドデスク ファンは早くグループの活動を正常化させてほしいと思っているが、結局、第三者委員会からの調査で前進は見られなかった。責任者が会見でドタバタしているようじゃ、まだまだ時間はかかりそうだな。

 本紙デスク 山口が怒っているのもまさにその点で運営は具体的な再発防止策を示せなかった。自分と同じような被害者が出る可能性を残したまま、活動を続けようという運営が許せなかったのだろう。

 本紙デスク 運営は山口本人やメンバーと話し合いを進めているというが、会見を見る限りでは、双方が納得する形での決着は遠そうだ。

 ワイドデスク チーム解散で再出発に向けて動きだしたが、もう失敗は許されない。正常なグループ活動の再開に向けて、何よりもファンに誠実な対応をしてほしいところだ。

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2019年4月14日のニュース