あいみょん クレヨンしんちゃん主題歌生歌唱に感無量「うるっときた」

[ 2019年4月10日 19:51 ]

「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたヒロシ~」の公開直前イベントに出席したあいみょん。しんちゃんから主題歌のお礼にマリーゴールドの花束とカードが贈られた
Photo By スポニチ

 シンガーソングライターのあいみょん(24)が10日、都内で開かれた「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~」(19日公開)公開直前イベント「春の日」に出席した。映画の舞台あいさつに登壇するのは初めてのあいみょんを「しんちゃん」こと野原しんのすけがエスコートした。

 同映画の主題歌「ハルノヒ」を書き下ろしたあいみょんはオファーが来たときは「びっくりましたし、あ~、家族が喜ぶな」と感じ、「しんちゃんの一員になれるのが楽しみでうれしかった」という。同曲について「家族の愛がテーマですって聞いて…。野原一家のはじまりの歌をつくってみました」と紹介。しんちゃんの両親が出会って、「プロポーズをする」歌に仕上げたという。歌のタイトルはしんちゃんの住む町、「春日部」から取ったそう。

 イベント中、きれいなお姉さん好きのしんちゃんがMCのテレビ朝日・堂真理子アナウンサー(37)に体が勝手に近寄っていく様子を見て、あいみょんが「お姉さんのほうが距離が近い!」と苦言。しんちゃんはあいみょんに急接近しながら「オラのどんなところが好き?」と聞いたが、「一方的にガーッと来る男性が苦手」と言われてしまう始末。しんちゃんは「失敗だった」と反省し、「奥ゆかしいとところもあるから、これからもよろしく」と切り返した。

 あいみょんは小さい頃から、「しんちゃんを見ていて、日常生活の中にしんちゃんがあった」とし、主題歌を作る際、実家から「2歳のときの写真が送られてきて、座椅子が“しんちゃんだった”」と告白。しんちゃんは「小さいころから“お尻あい”だったのね。5歳児でよかった」と喜んだ。

 また、劇中にもあいみょんが登場するそうで「私もちょこんといる。こんな日が来るとは思わなかった。うれしかった。見逃さないでいただきたい」と笑った。

 この日、あいみょんは試写会前にステージ上で同曲の弾き語りを披露。力強く、エモーショナルに歌い上げると、客席に向かってギターのピックを投げた。映画を見てから初歌唱で「うるっときた。歌えてよかった」と感無量。「しんちゃんの家族があったからこそ書けた曲」と目を潤ませた。すてきな曲を作ってくれたお礼にしんちゃんから「マリーゴールドの花束」があいみょんにプレゼントされた。

 最後にあいみょんは「お母さんは油断しないで見てください。夫婦の愛の物語になっています」と同作の見どころを紹介。この映画に携われたことは「一生の宝物」だと話した。

 映画27作目のストーリーの舞台はオーストラリア。いまさらだが新婚旅行に出掛けた野原一家。到着早々に謎の“仮面族”にしんのすけの父・ひろしがさらわれてしまう。世界中から集まったトレジャーハンターたちと野原家と仮面族による「お宝=ひろし」の争奪戦が勃発。野原一家の絆が試される。

続きを表示

2019年4月10日のニュース