福山雅治 日テレの“朝ドラ”主演俳優たちの不平不満にガックリ「まさか大人俳優2人が…」

[ 2018年12月2日 17:37 ]

日本テレビ、朝ドラマ「生田家の朝」制作発表会見に出席した(左から)バカリズム、福山雅治、ユースケ・サンタマリア、鳥越壮真、関谷瑠紀、尾野真千子
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 10日から日本テレビの情報番組「ZIP!」(月〜金曜前5・50)内で放送される朝ドラマ「生田家の朝」(全13回)の制作発表会見が2日、東京・麹町の同局で行われ、企画プロデュース・主題歌を担当する歌手で俳優の福山雅治(49)、脚本を担当するお笑いタレントのバカリズム(43)をはじめ、主演で父親役のユースケ・サンタマリア(47)、母親役の尾野真千子(37)らが顔をそろえた。

 同作はどこにでもある普通の家族の朝を描くホームドラマで、毎朝7分間、放送される。朝の食卓をテーマに、ユースケと尾野が演じる夫妻の2人の子どもたちを関谷瑠紀(12)と鳥越壮真(6)が演じる。

 福山は「本当に素敵なものになったなと自負しております。毎日がいろんなことがあるんですけど、このドラマを見て1日頑張ろうと思ってもらえる作品になったと思っております」とPR。バカリズムも「本当に素晴らしい出来ですよ」と太鼓判を押した。

 主演のユースケは「福山さんでプロデュースで主題歌で、バカリズムくんが本を書くって変わっているし、朝ドラで、2週間限定、何だこれ!って(思った)。前例がないっていいですよね。いろいろな条件が揃ったので、ぜひともやらせてくれって」と笑顔。尾野も「楽しい感じになるなと思って。朝にふさわしいなと思いました」と快諾した。

 今回のドラマは7分間、同じシチュエーションで繰り広げられる。ユースケは「たかが7分、されど7分。長いよね。それを短期間で、ほとんどリビングが舞台で、99%4人しか出てこない。なかなかやったことがない経験でしたね」としみじみ。そんな撮影に、尾野は「本当に食卓ですからね。飽きる。ずっと同じところなんです」と思わず不満をポロリ。ユースケも「毎回、朝食の時間帯の話なんですよ。やっぱり煮詰まってくるし…」ともらすと、主演2人からのまさかの言葉に、福山は「僕は素敵な面白いなと思ったんですけど、まさか大人の俳優2人から“飽きる”とか“煮詰まる”とか(出てくるとは…」とがっくり。バカリズムも「言葉選びがな…」とぶつけると、ユースケは「飽きるとか、煮詰まると言ったのはカンペを読んだだけです」と慌てて言い訳するも、バカリズムから即座に「そんなものない!」と否定が入り、スタジオは笑いに包まれた。

 日本テレビが開局65年を機に立ち上げた本ドラマプロジェクト。同局は福山に主題歌と企画プロデュースを依頼し、“主題歌から生まれるドラマ制作”を提案。福山が「前から一緒にものづくりをやってみたかった」という脚本家としても注目を集めるバカリズムを誘った。このドラマ制作プロジェクトを追う不定期番組「ご参考までに。」を通じ、12月のオンエアを目標に“朝ドラ”を制作することが発表された。福山が歌う主題歌は「いってらっしゃい」(発売未定)で、放送は毎日午前7時50分ごろを予定。

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2018年12月2日のニュース