平成最後の「M―1」優勝は霜降り明星!今大会決勝最年少コンビが初の大舞台でV せいや「夢みたい」

[ 2018年12月2日 21:55 ]

<M−1グランプリ>優勝した霜降り明星 せいや(左)と粗品(撮影・吉田 剛)
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 平成最後となる漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2018」の決勝が2日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、初の決勝進出となった今大会決勝の最年少コンビ「霜降り明星」が4640組の頂点に立ち、いきなり優勝。第14代王者に輝き、賞金1000万円を獲得した。

 ツッコミ担当の粗品(25)とボケ担当のせいや(26)が2013年に結成。M―1決勝の大舞台は初ながら、ビッグタイトルを手にした。優勝決定の瞬間、2人は「ヨッシャー!」と雄叫びを上げながらガッツポーズ。せいやは「いやもう、ビックリします、ホンマに。夢みたいです、ホンマに。ありがとうございます」と驚き。粗品は「よかったです。母ちゃんと父ちゃんに感謝したいです」と声を詰まらせながら喜びを語った。

 決勝は「和牛」「霜降り明星」「ゆにばーす」「見取り図」「かまいたち」「スーパーマラドーナ」「ジャルジャル」「トム・ブラウン」「ギャロップ」の9組に、敗者復活戦を勝ち抜いた「ミキ」を加えた計10組で争われた。

 ファーストラウンドのネタ時間4分で、審査員7人による700点満点。上位3組の「霜降り明星」(662点)「和牛」(656点)「ジャルジャル」(648点)がファイナルラウンドに進出。最終決戦は審査員が1票ずつ投じ、霜降り明星が4票を集めた。

 霜降り明星はファーストラウンドで「豪華客船で世界一周したい」、ファイナルラウンドで「小学校の頃が懐かしい」というネタを披露。躍動感あふれるやり取りを展開し、爆笑を誘った。

 今年の司会も、お笑いタレントの今田耕司(52)と女優の上戸彩(33)。昨年から導入されたネタ順を決める「笑神籤(えみくじ)」は、WBAバンタム級王者・井上尚弥(25)柔道世界選手権2連覇の阿部一二三(21)レスリング女子五輪3連覇の吉田沙保里(36)がくじが引いた。

 今年の審査員はオール巨人(67)中川家・礼二(46)ナイツ・塙宣之(40)立川志らく(55)サンドウィッチマン・富澤たけし(44)ダウンタウン・松本人志(55)上沼恵美子(63)が務めた。

 【M―1グランプリ歴代優勝者】第1回(01年)中川家/第2回(02年)ますだおかだ/第3回(03年)フットボールアワー/第4回(04年)アンタッチャブル/第5回(05年)ブラックマヨネーズ/第6回(06年)チュートリアル/第7回(07年)サンドウィッチマン/第8回(08年)NON STYLE/第9回(09年)パンクブーブー/第10回(10年)笑い飯/第11回(15年)トレンディエンジェル/第12回(16年)銀シャリ/第13回(17年)とろサーモン

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