勝谷誠彦さん 最後のメッセージは「おしまい!」 ラジオ最終回、明るい声で…

[ 2018年12月2日 18:53 ]

勝谷誠彦氏
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 11月28日に肝不全のため亡くなったコラムニスト、勝谷誠彦さん(享年57)がパーソナリティーを務めるFM香川「勝谷誠彦×田尾和俊『怒れるおっさんラジオ』」(日曜後6・00)の最終回が2日に放送された。

 番組は11月5日に収録。同局によると、10月の退院直後は歩行も大変だったが、収録当日は比較的長距離を歩き、夕食にも参加するなど「だいぶお元気になられて、トークのキレもお戻りになられていた」という。

 番組では冒頭に「勝谷誠彦さんが11月28日にご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします」と追悼。勝谷氏は明るい声で大学教授の田尾和俊氏(62)とトークを繰り広げ、近現代史教育についての持論や灘中・高時代の思い出を語った。ラストでは「田尾です。勝谷さん、お疲れ様でした。いろいろと本当にありがとうございました。ご冥福をお祈りします」と田尾氏の追悼メッセージが流されると、勝谷氏の「おしまい!」という声で番組は終了した。

 テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」などで辛口コメンテーターとしても活躍した勝谷さんは、今年8月21日、「おなかが張る」と漏らし都内の病院に入院。10月上旬に退院し、弟の友宏氏の自宅で療養していた。11月6日に再検査のため都内の病院へ入院。一度友宏氏の家へ戻ったが、同26日夜に容体が急変し、28日に兵庫県尼崎市の病院で亡くなった。

 同番組は今年6月にスタート。亡くなる前日の11月27日夜、12月上旬に予定していた次の収録は難しいと連絡が入っていたという。

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2018年12月2日のニュース