鈴木亮平「西郷を生ききった」 「西郷どん」クランクアップ翌日から「現代人に戻った」

[ 2018年10月29日 17:05 ]

「西郷どん」で西郷隆盛を演じる鈴木亮平(C)NHK
Photo By 提供写真

 俳優の鈴木亮平(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(日曜後8・00)がクランクアップした。29日にクランクアップ報告会に臨んだ鈴木は、17年7月5日から1年以上に及んだ撮影について「西郷を生ききった」と感無量の表情を見せた。

 最後の撮影は西南戦争で政府軍による城山総攻撃の末、西郷隆盛が城山で最期を迎える場面(12月16日放送予定の第47回)。終了後の会見で「ひとことで言うなら、西郷を生ききったなと。感極まるのかと思ったが、そういう気持ちはあまりなかった。家族を残す部分に悔いはありますが、悔いない人生で生をまっとうした西郷と同化した気持ちです」とコメントした。

 主役という大役を務めた1年について「大河がすごいのは、演じた人物を生きたような感覚になる。あれだけ日本の運命を背負った人間になりきることができた。人間として一回り大きくなれた気がします」と思いを明かした。

 26日に撮影を終えてから3日。生活の変化について「クランクアップ翌日から生まれ変わったような、現代人に戻った気がする。これまで不規則だったので、今は12時に寝て7時に起きる朝型生活です。やりたかったペン習字講座を午前中にやっています。旅行もしたい。あとは、テレビのドキュメンタリーをゆっくり見たいです。1年間くらいテレビ番組やドラマを見ていなかったので、それを見たい」と語った。

続きを表示

この記事のフォト

2018年10月29日のニュース