瑛太「西郷どん」クランクアップ、大久保利通役「過酷だったが達成感」

[ 2018年10月29日 18:15 ]

「西郷どん」で大久保利通を演じる瑛太(C)NHK
Photo By 提供写真

 NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(日曜後8・00)で大久保利通を演じる俳優の瑛太(35)がこのほどクランクアップ。17年7月5日から1年3カ月に及んだ撮影について「大変だったが、達成感を感じています」と心境を明かした。

 西郷隆盛を演じた主演の鈴木亮平(35)と序盤からクライマックスまで走り抜けた。26日に撮影終了した鈴木より1日早い25日にクランクアップ。瑛太は「ラストシーンを撮る前に、鹿児島にいる祖父と電話で話したのですが、『毎週楽しみに見ているよ』と言ってくれて。おじいちゃん孝行ができたかなと」と感慨深い様子。最後の撮影場面については「西郷と大久保の2人の関係性がすごく大きかったので、暗殺されるシーンは、吉之助のことを思い出して、胸が熱くなるところがありました」と語った。

 長丁場の撮影を終えて「1年3カ月という期間は過酷でしたが、作品を終えてクリアすると、必ず自分にプレゼントがもらえるといいますか、これを乗り越えただけの底力みたいなものが絶対につく気がするんです。大河は2度目ですが、これで2度目のクリアをしたので、少しは底力がついたかなと感じています」と役者としての成長や手応えを実感。

 演じてきた偉人・大久保について「次に誰が大久保をやるのか。いつになるのか全然分からないですけど、とても楽しみですね」。大河への再出演には「僕は昔から言ってますが、僕は原始時代を大河でやりたいんですよね。第15話くらいでマンモスを倒すんです。でもこれはないかな(笑い)」と冗談を交えてコメントした。

 今年1月7日からスタート。今作からNHKの働き方改革で回数が全50話から47話に減少し、最終回は12月16日に放送する。

続きを表示

2018年10月29日のニュース