橋幸夫 チャリティーゴルフコンペで介助犬普及を訴える

[ 2018年10月2日 19:20 ]

介助犬とともに壇上に上がる(右から)橋幸夫、故橋本龍太郎元首相の妻で日本介助犬協会会長の橋本久美子氏、林よしこ
Photo By スポニチ

 ベテラン演歌歌手の橋幸夫(75)が2日、滋賀県甲賀市内のダイヤモンド滋賀カントリークラブで開かれた「橋幸夫杯 介助犬チャリティーゴルフコンペ」に参加した。

 介助犬普及を応援するために年1度開いている冠大会で今回で16回目。自身も、亡くなった母親の壮絶な介護生活を綴った「お母さんは宇宙人」という著書をかつて出したこともあるだけに、終了後の打ち上げ会場で「もっと世に知れ渡る必要がある」と必要性を強く訴えた。

 自身は「まだ、まったく必要としないぐらいピンピンだよ」と話す一方、日本で必要とする人が1万5000人いるのに、実際に認定されているのが約70匹しかいない現状を深く憂慮していることも吐露。「政治の力でも何とかして欲しいね」。この日、第4次改造内閣を発足させた安倍首相への注文も忘れていなかった。

 会場ではオリコンの演歌部門で週間チャート1位になった31年ぶりのデュエットソング「君の手を」を、相方の歌手・林よしこ(51)と披露。「この曲のおかげでテレビなどの出番がすごく増えた」と手応えを感じており、「このまま年末まで突っ走りたいね」と20年ぶり紅白出場に改めて意欲を示した。

 終了後は橋から、会場で参加費や寄付金が日本介助犬協会に手渡された。

続きを表示

2018年10月2日のニュース