「相棒」再放送で志水正義さん登場 “大木小松コンビ”が特命係の部屋のぞくシーン

[ 2018年10月2日 16:45 ]

志水正義さん
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 テレビ朝日の刑事ドラマ「相棒season10」の第18話が2日午後3時53分から再放送され、9月27日に亡くなった俳優の志水正義さん(享年60)が演じた大木長十郎刑事が特命係の部屋をのぞく、おなじみのシーンがオンエアされた。

 志水さんは2002年の開始時から今年3月に放送を終えた「season16」まで「相棒」全シリーズに出演。特命係の部屋をのぞくシーンで独特の存在感を示し、小松真琴刑事(久保田龍吉)と“大木小松コンビ”として親しまれた。

 この日は午後4時4分、杉下右京(水谷豊)と神戸尊(及川光博)が特命係の部屋で狙撃事件の映像をパソコンで分析していると、組織犯罪対策第5課長・角田六郎(山西惇)が「コーヒー、コーヒー」と入ってくる。3人が会話している右後方、窓越しに“大木小松コンビ”の姿。そして、午後4時35分にも、特命係の部屋をのぞく大木刑事の姿があった。

 インターネット上には「志水さんが生きてる…」「やっぱ1回、大木刑事見ちゃうと、これから見れないの寂しくなるなぁ」「大木さんーーー!」といった悲しみの声も上がった。

 前日1日、志水さんの死去後初の「相棒」再放送(「season15」第7話)。大木刑事も登場したが、特命係の部屋をのぞくシーンはなかった。

 志水さんは今年7月、すい臓がんと診断され、肝臓に転移していることを公表。9月27日午前7時9分、すい臓がん、多発肝転移のため東京都内の病院で死去した。

 8月20日のフェイスブックで「相棒」の収録に参加したことを報告。同30日には、闘病の苦しみとともに「相棒の撮影に支えられていることに感謝」とつづっていた。

 番組公式サイトなどは9月28日に「9月27日、大木長十郎役・志水正義さんがお亡くなりになりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と訃報を伝え、追悼した。

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2018年10月2日のニュース