「まんぷく」初回23・8%!朝ドラ3作連続大台突破 今世紀最高スタート

[ 2018年10月2日 10:00 ]

NHK連続テレビ小説「まんぷく」のヒロインを務める女優・安藤サクラ
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 女優の安藤サクラ(32)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(月〜土曜前8・00)が1日にスタートし、初回の平均視聴率は23・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。全話平均視聴率21・1%を記録した前作「半分、青い」の勢いを引き継ぎ、3作連続となる朝ドラ初回20%超えの好発進となった。

 朝ドラの初回としては、2001年後期「ほんまもん」の23・1%を超え、今世紀最高のスタートを切った。

 朝ドラ初回視聴率は、「あまちゃん」(13年前期、20・1%)から8作連続して大台超え。しかし、「ひよっこ」(17年前期)が19・5%で、「純と愛」(12年前期、19・8%)以来9作ぶりの大台割れとなった。それでも、数字を上げた終盤の好調の流れから、続く「わろてんか」で20・8%の大台復帰。前作「半分、青い。」を21・8%として、今作も20%超発進で続いた。

 インスタントラーメンを生み出した日清食品の創業者・安藤百福(ももふく)氏と、その妻・仁子(まさこ)さんの半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で明るくひたむきに生き抜く福子(安藤)とバイタリティーあふれる実業家の夫・萬平(長谷川博己)の波乱万丈の物語を描く。

 朝ドラ通算99作目。大河ドラマ「龍馬伝」、フジテレビ「HERO」「ガリレオ」「海猿」などのヒット作を手掛けた福田靖氏のオリジナル脚本。女優・芦田愛菜(14)が最年少で全編の語りを担当。主題歌「あなたとトゥラッタッタ♪」は「DREAMS COME TRUE」が書き下ろした。来年3月30日まで全151話。

 初回は、舞台は1938年の大阪。高等女学校を卒業したヒロインの福子(安藤)は、三人姉妹の末っ子。母の鈴(松坂慶子)と一番上の姉・咲(内田有紀)と3人で暮らしていた。父を早くに亡くしていたため、家計を支えようとホテルの電話交換手として働き始めた福子。初めてとった電話の相手が、後に夫婦となって共に世紀の大発明を成し遂げる萬平(長谷川博己)だった…という展開だった。

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2018年10月2日のニュース