近藤真彦監督の「KONDOレーシング」ニュル24耐参戦発表

[ 2018年10月1日 17:51 ]

日産自動車・KONDOレーシング モータースポーツ活動計画発表会>に登壇した近藤真彦
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 歌手の近藤真彦(54)がチームディレクターとして率いる「KONDO Racing Team」がニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦することを1日、都内で発表した。

 ドイツのニュルブルクリンクで1970年から毎年開催されている耐久レース。2000年にスタートしたKONDOレーシングは2019年6月に開催される同レースに参戦する。近藤は「非常に過酷なレースです。ル・マンに参戦した時から非常に興味があった。日本代表として戦っていきたい」と力説。「1年ではなく、少なくとも3年はやっていこうと思う」と前を向いた。

 参戦車両は鮮やかな赤色の「NISSAN GT−R NISMO GT3 2018年モデル」。近藤は「ドライバーからかっこいいですね!と言われたのが嬉しかった。夜に戦う時間も長いので、夜に目立つようにこのようなカラーリングにさせてもらいました。ニュルブルクリンクは非常に台数も多い。目立つことを意識しました」と笑顔を見せた。

 会見には、全米オープンテニスで女子シングルスで優勝した大坂なおみ選手(20)が好きな車として「GT―R」を挙げたことで同社からプレゼントする公言した日産自動車の星野朝子執行役員も参加。近藤は「これは大阪なおみさんにプレゼントするやつじゃないですよね?」とことで話題になったことを引き合いに笑いを誘いつつ、「『ニュルで優勝したらあなたにもGTーR挙げるわ』って言われたから。よろしくお願いします、頑張ってきます!」とアピール。星野氏からも「GT―R用意してます」とエールを送られた。

 参戦に伴い、チームアドバイザーにミハエル・クルム氏を迎え、ドライバーとして松田次生選手、高星明誠選手、藤井誠暢選手、トム・コロネル選手の4人が参加する。クルム氏は「3年間、一緒に仕事をしましたので、監督としてすばらしい。非常に尊敬しています。このプロジェクトに参加できることを嬉しく、誇りに思っています」とコメントした。

 KONDOレーシングは2012年より、全国に5校ある日産・自動車大学校とともに「スーパー耐久」シリーズに参戦。述べ約1万人が同プロジェクトに参加しており、2016年には初のシリーズチャンピオンにも輝いている。そして、2019年シーズンからツーリングカーレース「SUPER GT」シリーズのGT300クラスへクラスアップすることも発表。近藤は「GT500、GT300でチャンピオンを取れるように頑張っていきたい」と力を込めた。

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