「まんぷく」安藤サクラ 史上初ママさんヒロイン、局内のキッズスペースで“娘と幸せ共鳴”

[ 2018年10月1日 08:00 ]

NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロイン・今井福子役を演じる安藤サクラ
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 【NHK『まんぷく』スタート この人のここに注目(1)】NHKの連続テレビ小説「まんぷく」が1日にスタートする。インスタントラーメンを発明した日清食品創業者の夫妻をモデルにした物語。実力派から個性派まで多彩なメンバーがそろった出演者のインタビュー連載を企画した。テーマは、何度も失敗しながら、諦めない姿を描くドラマにちなんで「チャレンジ」。第1回は史上初の“ママさんヒロイン”となった安藤サクラ(32)の奮闘を紹介する。

 撮影を行う大阪のNHKで、安藤が利用しているのが局内のキッズスペース。昨年6月に夫で俳優の柄本佑(31)との間に長女(1)を出産した安藤の出演を機に今年5月に新設された。約10畳の広さで、子供に安全なマット、おむつ交換台、授乳スペースなどを完備。撮影初日から長女を連れて“出勤”している安藤は「とても楽しく特別な時間を過ごしています。きっとそれは母と娘の共鳴なんだと思います。母が幸せだったら娘も幸せだし、娘が幸せなら母も幸せ」と目を細めた。

 出演オファーを受けたのは出産4カ月後の昨年10月。最初は「できるわけない」と断るつもりだった。「母は子育てに専念するべきだと考えていた。“何でこのタイミングなの”と悔しかった」。考えを変えるきっかけになったのは、義母の角替和枝(63)の言葉。「これをやらないんだったら事務所も仕事もやめちゃいな」。女優として活躍しながら3人の子供を育て上げた“先輩”の言葉に背中を押された。

 撮影期間は約10カ月。「自分たちでスペシャルな時間にする覚悟」を決めて4月から大阪で長女との2人暮らしを始めた。制作側と相談し、通常5月中旬以降という撮影開始を5月頭に早め、1日単位の撮影時間を短縮。ロケ現場にも長女を連れて行き、安心して仕事に取り組める環境で臨んでいる。「みんなに子供を育ててもらっています。最初に娘が歩いた時はみんな喜んでくれました」。幼い子供がいる現場がドラマの温かい空気づくりに役立っている。

 経験がないタイプの役とも向き合う。ヒロインはとことん前向きで明るい。これまで多く演じてきたシリアスな役とは真逆。「今まではあえて斜めに立ったりしていましたが、肉体的にまっすぐ立つことを心掛けています。まっすぐな女性を時間をかけて演じることで、人としても女性としても良い生き物に生まれ変われる気がします」。出産シーンも予定され「リアリティーあふれる陣痛をお届けできると思います」

 朝ドラのヒロイン史上初めて、育児と撮影の両立に挑む安藤。女優として母親として、どんな成長を遂げていくのか目が離せない。

 ≪ドラマではおちゃめ 夫役・長谷川博己の素顔は「格好いい…」≫夫・立花萬平役を演じる長谷川博己(41)とのやりとりは見どころの一つ。物語の序盤は2人の出会いとロマンスが中心に描かれ、安藤は「とんちんかんな2人がうまくくっついていく過程がとても面白いんですよね」とニヤリ。作中で長谷川は不器用ながらも誠実で、どこか“天然”な部分も見え隠れする役柄。「役はとてもおちゃめなんですが、スタジオの外でお酒を飲んでいたりする長谷川さんをふと見ると、“こんなに格好いいんだ…”と驚きます」と明かした。

 ▼まんぷく インスタントラーメンを生み出した日清食品の創業者、安藤百福氏とその妻仁子さんの半生をモデルに描く。舞台は戦前から高度経済成長時代にかけての大阪。明るくひたむきに生き抜いたヒロインの福子とバイタリティーあふれる実業家の夫・萬平の波瀾(はらん)万丈のストーリーとなる。

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