タッキー年明け早々プロデュース修業 キンプリ舞台で“YOUやっちゃいなよ”

[ 2018年9月19日 05:30 ]

滝沢秀明引退
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 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(86)が18日、滝沢秀明(36)を年明け早々プロデューサー修業させる構想を口にした。滝沢が年内で引退し、タレント育成と公演プロデュースを継承すると発表して以来、初の取材対応。ジャニー氏が作・構成・演出を務める公演「ジャニーズKing&Princeアイランド」(12月6日〜来年1月27日、東京・帝国劇場)が、転身後初めて“帝王学”を吸収する場となる。

 “YOU、いきなりやっちゃいなよ”構想だ。ジャニー氏は「ジャニーズKing&Princeアイランド」の1月以降の公演に滝沢が関わるか問われ「“何らかの形”では失礼。滝沢が旗を振ったらすぐみんなが従うような形で何かをやらせたい」と話した。

 「本人には言っていない」といい、具体的には決まっていないがジャニー氏の集大成的な作品に深く携わることで、いきなり“帝王学”の神髄に触れることになる。間近でジャニー氏の一挙一動を見ることで裏方目線を本格的に学ぶ修業の場とする。

 滝沢の引退、転身は今月4日にジャニー氏が本人と話し合い決定した。「あくまで僕はタレントをやりながらと提案していた。米国でもあることだから」とし「何かビジョンがあったから、引退を決めたんでしょう」と滝沢の胸の内を推察した。

 東京五輪を2年後に控え「スポーツを世界の人が見に来る中、日本の誇るべきエンターテインメントを見せ、こういうものがあるのかと再認識してもらいたい」とも熱い口調。作り手となっていく滝沢について「臆測ですが、タッキーが考えているのは、何かしら世界一と胸を張れるものをやろうということ。彼も外国を見ているから」と大きな期待を込めた。

 「征服していこうという思いもあると思う。やれてもやれなくても尊いチャレンジ」と滝沢の意思を尊重しようという姿勢だ。

 構想を発表していたジャニーズ初の養成所については「気分的にはどんどんやっちゃいます」と既に設立に動きだしていることを示唆。「僕はタレント側になったことがない。スターがスターを育てるというのは一つの理想。タッキーがやってくれたらうれしい」と願望を語った。

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2018年9月19日のニュース