玉三郎 現在の歌舞伎界を憂慮「危機的状況かもしれません」

[ 2018年6月29日 05:30 ]

現在の歌舞伎界の状況を語った坂東玉三郎
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 歌舞伎俳優の坂東玉三郎(68)が28日、熊本・八千代座で行う「映像×舞踊公演」(10月30日〜11月4日)の記者懇親会を都内で開いた。28年連続の公演となり、昨年からは映像と舞踊を融合させる新たな試みも始めた。今年の演目は「鏡獅子」と「藤娘」だが、「あと数年が限界」と30年を一つの区切りにすることも示唆した。

 さらに「今は稽古する時に先輩が減ってしまったので、若い方が大局を理解せずに、本意が伝わらないものになるのが心配」と現在の歌舞伎界を憂慮。その上で、自身が演じてきた「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」の定高役などを挙げ、「私以外に伝えられる人がいなくなっているものもある」と指摘。「そういう意味では、層が薄くなった時代。新歌舞伎座になってから特にそう思う。危機的状況かもしれません」と苦言を呈した。

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