NHK放送総局長 「Rの法則」損害賠償などはまだ精査中 後番組は「検討している段階」

[ 2018年6月20日 16:18 ]

東京・渋谷区神南のNHK
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 NHKの木田幸紀放送総局長が20日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、元TOKIOの山口達也(46)が女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検(のちに起訴猶予処分)され、ジャニーズ事務所を契約解除されたことを受け、打ち切りになったEテレ「Rの法則」(月〜木曜後6・55)について言及した。

 「Rの法則」に関する、損害賠償などについて「内部で精査を進めている状態のまま」と説明。「番組そのものは制作会社、出演者など、いろいろな方で成り立っているので、時間がかかると思う」と解決には時間を要するという見解を示した。また、番組についても「見ていただいていた年代の視聴者の皆さんにまた見ていただける番組をと話しているが、まだ皆さんにお知らせする段階にはない」とした。

 6月の定例会長会見で、山口やジャニーズ事務所に対する損害賠償請求について、上田良一会長は「現在、内部で精査を進めているということを聞いております」とコメント。後番組については「10代の視聴者に見ていただいた番組なのでそういう形のものを開発できるようにと現場に話している」とし、「いつから放送できるかなど、現場で詰めて検討している段階です」と話していた。

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