NHK 「おじゃる丸」初代声優の告発に「ご指摘いただいているようなことはないと聞いています」

[ 2018年6月20日 16:04 ]

東京・渋谷区神南のNHK
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 NHKの木田幸紀放送総局長が20日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、同局の人気アニメ「おじゃる丸」で初代声優を務めた小西寛子(42)がツイッターを通じ、同局を告発している件についてコメントした。

 小西によると、本編用だと思って収録した音声が音声商品に流用され、販売されていたと主張。事前に知らされていなかったため、「これは何ですか」と事務所を通じ、同局側に問い合わせたところ、NHK側から「生意気だ!黙って言うとおりにしないとアニメ業界で仕事できなくしてやる」と言われたと主張している。

 小西は第3シリーズまで主人公のおじゃる丸を演じていたが、これ以降、同アニメの収録の話は来なかったという。木田放送総局長は「ご指摘いただいているようなことはないと聞いています」と小山側の主張を否定。

 それでも「かつてご出演していただいた方でもあるので、さらに関係先等に確認を進めているなど対応している」とまだ確認をしている段階であると説明。また、小西側と主張に開きがあることについては、担当者は「小西さん、事務所の方とはかつて番組を作らせていただいたということで、丁寧に対応させていただいている。事実関係については、私どもは番組を作っている関連団体を通じて関係先に聞き取りをしているが、相手方のご指摘のような事実は確認できていない。その点に関しては開きがあると認識している」と話した。

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2018年6月20日のニュース