W杯初戦コロンビア戦 今年最高48・7% 瞬間最高は勝利の瞬間55・4%

[ 2018年6月20日 09:55 ]

<コロンビア・日本>勝利の瞬間、感極まる西野監督ら日本代表イレブン
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 サッカー日本代表のワールドカップ(W杯)初戦、コロンビア戦を生中継したNHK総合(後9・53〜同11・00)の平均視聴率は48・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが20日、分かった。試合前半(後8・45〜同9・50)も42・8%を記録した。また、瞬間最高は午後10時52分、53分の2分間で、歴史的勝利の瞬間に55・4%という驚異的な数字を叩き出した。

 「ポーランド×セネガル直前情報」(後11・00)では、日本選手の試合後のインタビューなどを放送。こちらも平均30・1%の高視聴率を記録した。なお、関西地区は前半37・6%、後半44・1%だった。

 平昌五輪フィギュアスケートで羽生結弦(23)が金メダルに輝いた「男子フリー」(NHK総合、2月17日)の33・9%を抜き、今年放送された全番組の中で最高となった。

 NHK総合で放送した前回のブラジル大会の日本代表の初戦コートジボワール戦の前半(前9・45)42・6%、後半(前10・59)46・6%をも上回った。日本代表戦の視聴率で過去最高は02年日韓大会のロシア戦(フジテレビ)で記録した66・1%(6月9日、後8・00)。

 試合は、前半6分にMF香川真司(29=ドルトムント)がPKを決めて先制。前半39分に追いつかれたが、後半28分、3分前に途中出場したMF本田圭佑(32=パチューカ)の左CKに1トップのFW大迫勇也(28=ケルン)が頭を合わせて決勝ゴールを決めた。日本は2大会ぶりの白星、南米チームにアジア勢初勝利を挙げた。

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