NHK 平昌五輪ネット配信好調 会長「独自の動画配信サービスでもお楽しみいただけたのでは」

[ 2018年3月1日 15:30 ]

NHK放送センター
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 NHKの上田良一会長(68)が1日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、25日に閉幕した平昌五輪の中継にして総括した。

 同局はフィギュアスケートの羽生結弦(23)が66年ぶりの2大会連続金メダルを獲得した男子フリー(NHK総合、2月17日)の平均視聴率が33・9%を筆頭に、閉会式=28・5%(NHK総合、同9日)、カーリング女子「準決勝日本×韓国」=25・7%(NHK総合、同23日)、同3位決定戦「日本×英国」=25・0%(NHK総合、同24日)、小平奈緒(31)が銀メダル、高木美帆(23)が銅メダルを獲得した「スピードスケート女子1000メートル」=24・9%(NHK総合、14日)、高梨沙羅(21)が銅メダルを獲得した「女子ジャンプノーマルヒル」=24・8%(NHK総合、12日)など、注目競技を生中継し、軒並み高視聴率を記録した。

 上田会長は「日本選手の方の活躍が素晴らしかった」とし、「五輪の中継は民放さんと二元体制で放送した。視聴者にもお喜びいただけたのではないか」と評価。「インターネットでも放送していまして、いつでもどこでも見られた。インターネット独自の動画配信サービスでもお楽しみいただけたのではないか」とネット配信にも触れた。このうち試験的提供として同時配信を行った動画については「大会期間中140万人の訪問者があった。男子フィギュアのフリーで約60万人がご覧いただいたと聞いている。その意味でも皆さんに喜んでいただいて、大変うれしく思います」とし、同時配信の視聴者数を明かした。

 地上波では関連番組トータル約208時間放送しており、これは冬の五輪としてはこれまでの最高となった。

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2018年3月1日のニュース