女性専用車両問題 権利主張の男性に、坂上忍「よく分からない」薬丸「屁理屈さん」

[ 2018年3月1日 13:12 ]

俳優の坂上忍
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 波紋を呼んでいる、東京メトロなどで起きた「女性専用車両」トラブル。1日放送のフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)ではMCの俳優・坂上忍(50)ら出演者が意見を交わした。

 番組では、JR京浜東北線や東京メトロ千代田線で、停車中の女性専用車両に男性数人が乗車し、女性客と言い合う様子を撮影した映像を放送。さらに、男性側の中心人物として「差別ネットワーク」の代表者を独占取材した様子を伝えた。

 「男性を痴漢をする対象としてみている」「差別問題を提起しているだけ」などと主張する男性について、坂上は「男性差別を訴えているおじさんの主張はよく分からない」と率直な感想。タレントの薬丸裕英(52)も、坂上に同調し「屁理屈さんにしか見えない。痴漢被害がなくならないから鉄道会社の苦肉の策として女性専用車両ができた。痴漢された女性の気持ちを考えたことがあるのだろうかと問いたい」と話した。

 また、女性目線の立場からコメントを求めらえたタレントのホラン千秋(29)は、権利を主張することに異論はないとしながら「差別をなくしたいのであれば、これが効果的なやり方だったのか」と男性の行為を疑問視。「痴漢から逃れたい、痴漢されるかもという恐怖を抱きながら通勤、通学をしたくないから、鉄道会社が“思いやり”としてつくったもの。それをああだこうだと言うのは女性の気持ちを考えていないということ」と批判した。

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2018年3月1日のニュース