梶浦由記氏が事務所退社を正式発表 Kalafinaは「今後も微力ながら応援」

[ 2018年2月21日 15:03 ]

 アニメ界でカリスマ的な人気を誇る音楽コンポーザーの梶浦由記氏(年齢非公表)が21日、芸能事務所「スペースクラフト」を退社したことを自身のツイッターを通じて正式に発表した。

 梶浦氏は「さて……1つご報告せねばならない事が。わたくしこの度所属事務所より独立させて頂くこととなりました」と切り出し、古巣となったスペースクラフトのスタッフに「支え続けて下さった事も含めて感謝の言葉しかありません」と感謝。さらに「ここらでそろそろ自分で頑張ってみようかなと 今後も勿論音楽のお仕事は続けて参りたいと思っております」と今後の活動について意欲をつづった。

 また、自らが手がけてきたアーティストについては「同事務所の歌い手さんたちや、Kalafinaについては……いる場所が変わってしまいますので今まで通りと言うわけには参りませんでしょうが、今後も微力ながら応援して参りたい気持ちに変わりはございません」とつづった。

 梶浦氏の退社は同日付けのスポニチ本紙で報道。梶浦氏は人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」やNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」の音楽を手がけるなど、劇伴奏の第一人者。退社の理由については女性幹部との確執などが原因とみられる。

 梶浦氏がプロデュースし、NHK「歴史秘話ヒストリア」の主題歌などを担当する音楽ユニット「Kalafina」も方向性が定まらず今後のスケジュールが白紙状態。周囲も「メンバーで話し合いを続けているが難航している。活動の指針である梶浦さんがいなくなる影響は大きい」としている。

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2018年2月21日のニュース