MBS森本アナ ナマで見る真剣勝負凄かった、最後まで奥深さ

[ 2018年2月21日 08:45 ]

第67期王将戦7番勝負第4局第2日 ( 2018年2月20日    兵庫県尼崎市・都ホテルニューアルカイック )

<王将戦第4局第2日>感想戦の取材をする森本アナウンサー(左奥)
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 【MBS森本アナ観戦記】この丸2日間、大好きな将棋を目の前で観戦させていただき、自分はつくづく幸せ者だなと感じてます。決着のつく2日目、菅井王位や阿部八段らプロ棋士6人が「難しい」と記者室の将棋盤に向かって試行錯誤している姿が印象的でした。私にはどちらが優勢か分からず、最後の最後まで将棋の奥深さを感じました。

 ナマで見る真剣勝負の世界は凄かった。対局後、勝者と敗者が一堂に会して感想戦をする様子はまるでラグビーのノーサイドと同じような感じ。年齢に関係なく、勝敗に関係なく相手をリスペクトする姿勢には心を打たれる思いがしました。

 それにしても、身近で接したプロ棋士の方々は、本当に魅力的なキャラクターの持ち主ばかりでした。菅井王位と今泉四段の大盤解説でのやりとりは、まるで芸人さんのライブのように面白かった。まだまだお話を伺いたい気がします。将来、棋士の先生方とラジオの対談番組なんてやってみたいですね。将棋の話に、それ以外の相談事なんかも。もう少し将棋の勉強をして、また来たいです。(MBSアナウンサー)

 ◆森本 尚太(もりもと・しょうた)1992年(平4)9月26日、埼玉県羽生市生まれの25歳。不動岡高から同大経済学部を経て2015年4月、MBSに入社。スポーツ担当で、第89回選抜でテレビで初実況。高校時代は野球部で外野手。将棋はアマ1級の腕前。

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2018年2月21日のニュース