秋元氏×よしもとで「吉本坂46」 6000人から選抜、年内活動開始「最強のグループを」

[ 2018年2月21日 11:30 ]

秋元康?よしもと巨大プロジェクト「吉本坂46」発表会に出席した、よしもと芸人たち
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 よしもとクリエイティブ・エージェンシーが21日、都内で会見を開き、秋元康氏(59)プロデュースの巨大プロジェクト「吉本坂46」を発表した。乃木坂46、欅坂46に続く、坂道シリーズの第3弾。秋元氏が本気でプロデュースする、演出をかけたコント感、ゆるいバラエティー感は一切不要のアイドルユニットで、メンバーはよしもとに所属芸人の中から選出する。

 乃木坂、欅坂の“妹分”が、まさかのよしもとから誕生する。「吉本坂46」への応募資格はよしもとに所属する、芸人、スポーツ選手、文化人など約6000人が対象となる。芸歴・性別は不要で、よしもとに所属していれば誰でも応募は可能だ。しかし、コンビやユニットを組んでいる芸人でも“個人”でのエントリーとなる。

 会見に出席した同社取締役社長の藤原寛氏が「吉本46を結成します!」と宣言すると、何も聞かされずに集った芸人約100人は「ええ!?」「いやいや」と戸惑いと驚きの声。藤原氏は「本当にマジです。真剣にやります」といい、「芸人として確立した方でも、新たな挑戦したい人、才能を開花させたい人、ブームになったけど仕事がなくなっている芸人さん」に応募してほしいと呼びかけた。

 秋元氏は「最強のグループを作りたいと思います。それがどういう形になるのかは僕も分かりませんが、是非みなさまのご協力を頂いて、乃木坂46、欅坂46につづく第3弾吉本坂46を成功させたいと思います」と意気込みのコメントを寄せた。

 活動は年内にスタートさせ、時期は未定だがソニーミュージックからメジャーデビュー予定となっている。グループが掲げる目標は「東京ドーム公演」と「紅白歌合戦の出場」。芸人たちから「恋愛は禁止?」「総選挙はある?」との疑問があがったが、現時点で回答は曖昧だった。

 司会を務めた陣内智則が「いま応募したい人は?」と聞くと、南海キャンディーズのしずちゃん、平成ノブシコブシの吉村崇、8.6秒バズーカーら、会場に集った芸人約半分が挙手していた。しずちゃんは「もともと芸人なる前はアイドル志望だった。婚活の意味を含めてやりたい」、河本は「欅坂、乃木坂を震わせるようなアイドルになってみたい」とやる気満々だった。

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2018年2月21日のニュース