こぶしファクトリー藤井梨央が卒業発表 「もう一つの夢」教師、保育士目指し学業専念

[ 2017年5月12日 22:00 ]

「こぶしファクトリー」の藤井梨央
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 アイドル集団「ハロー!プロジェクト」の8人組グループ「こぶしファクトリー」でサブリーダーを務める藤井梨央(18)が12日、グループ及び「ハロー!プロジェクト」卒業を発表した。今夏のコンサートツアーで芸能活動を終え、今春から通う大学で教師、保育士を目指して学業に専念する。

 公式サイトで「今夏のハロー!プロジェクトのコンサートツアー『Hello! Project 2017 SUMMER』をもって こぶしファクトリー、そしてハロー!プロジェクトを卒業することになりました」と報告。

 卒業を決断した経緯について「藤井は今春から大学に通っていますが、 昨年受験に伴い、自分の将来をあらためて考える中でハロプロ研修生になる前から抱いていたもう一つの夢である教師、保育士を目指し、学業に専念したいという本人からの申し出がありました。自身もこぶしファクトリーの活動との両立も考え、悩みましたが、話し合いを重ねた結果、卒業するという結論に至りました」と説明した。

 藤井は「元々ハロー!プロジェクトが大好きで、憧れでオーディションを受けたのでハロプロ研修生としてハロー!プロジェクトに入り、こぶしファクトリーに選んでいただいた時は自分の中で大きな夢がひとつ叶った瞬間でした」と芸能界での夢が実現したといい、「我武者羅に突っ走ってきましたが、昨年、高校3年生になり受験生になって将来を考えた時、教師、保育士になりたい。という昔からの夢も諦めることができませんでした」と心境を吐露。

 「こぶしファクトリーのみんなや、いつも応援してくださるファンの皆様には、まだまだ8人で達成出来ていない夢がたくさんあるのに、そんな中で卒業を決めたことは本当に申し訳なく思っています」とつづってから「卒業まで全力で活動し、努力していきます」とファンに誓った。

 「こぶしファクトリー」は15年1月に藤井、井上玲音、浜浦彩乃、野村みな美、広瀬彩海、小川麗奈、田口夏実、和田桜子の8人で結成。同年2月にユニット名が発表された。藤井は同年3月にサブリーダー就任。リーダーの広瀬とともにグループを引っ張り、12月に第57回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞した。

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2017年5月12日のニュース