父・蜷川幸雄さんへの思い語る　実花さん「もっと喪失感あると…」

個展「うつくしい日々」を開催した蜷川実花さんと
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　写真家で映画監督の蜷川実花さん（４４）が１１日、東京・北品川の原美術館で開催中の写真展「うつくしい日々」を訪れ、１２日に一周忌を迎える父、幸雄さん（享年８０）への思いを語った。

　写真展は、幸雄さんの死に向き合う日々を撮影した６１点の写真で構成。幸雄さんが被写体のものとしては、入院中の左手を写した一枚があり「むくんだ手をよくマッサージをしていた」と回想した。２児のママとして育児に追われる日々といい、「もっと喪失感があると思ったけど、精いっぱいな生活に助けられた」と話した。

　１９日まで。