「とと姉ちゃん」ついに最終週、早くも“あさロス”に続く“ととロス”心配する声も

[ 2016年9月25日 08:20 ]

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」クランクアップを迎えた高畑充希(8月撮影)

 女優の高畑充希(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜前8・00)が26日から最終週に突入する。ここまで週間平均視聴率(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)が24週連続20%超えと人気を博している。最終回は10月1日に放送されるが、インターネット上では早くも“ととロス”を心配する声が集まっている。

 昭和初期から高度経済成長期を背景に、亡き父親に代わり、一家の大黒柱として母親と2人の妹を守る「とと(=父)姉ちゃん」こと小橋常子(高畑)が戦後の東京で女性向け雑誌を創刊する姿を描く。

 8月25日にクランクアップ。高畑は撮影終了後に涙を流し、「とと姉ちゃんチームには10カ月間本当に大切にしてもらいました」と共演者、スタッフに感謝した。インターネットでは「こんなに終わってほしくないとは…」「ととロスに向けて心の準備をしておこうかな…」と、早くも終了を惜しむ声も。また、「“あさロス”に続く“ととロス”が怖い」と、今世紀最高の期間平均23・5%を記録した前作「あさが来た」に続く喪失感を訴えるコメントも見られた。

 最終週は「花山、常子に礼を言う」。働く女性に役立つよう、「あなたの暮し」の内容も職場の環境も変えていくと、常子(高畑充希)は社員らの前で宣言する。一方、花山(唐沢寿明)も新企画を始めようと、広島へ向かう。数日が過ぎた頃、取材帰りに花山が倒れたという連絡が編集部に入る。急いで病院へ向かう常子たち。聞くと、街の人々に戦争中の暮らしの様子を取材して回り、記録していたという。体調不良を押して取材を続けようとする花山を見て、妻の三枝子(奥貫薫)や娘の茜(水谷果穂)は止めようと必死。生涯編集者でありたいと願う花山の気持ちが痛いほど分かる常子は、ある提案を持ちかけることに…。どのようなクライマックスを迎えるのか、朝ドラファンは目が離せない1週間となる。

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