高畑淳子「贖罪」舞台初日 セリフは騒動前から変更なし

[ 2016年9月25日 05:30 ]

舞台「雪まろげ」で熱演する高畑淳子

 息子で俳優の高畑裕太(23)が先月23日に女性に乱暴するなどしたとして逮捕(のち不起訴処分)された女優の高畑淳子(61)が24日、主演舞台「雪まろげ」を東京・シアター1010で開幕させた。「舞台をお見せするのが私の贖罪(しょくざい)」と臨んだ初日。息子の騒動について、観客への説明はなし。カーテンコールでは唇をかみしめ、涙する一幕もあった。

 午後3時ごろのカーテンコール。トリで舞台に現れた淳子は、満員の観衆700人の拍手に、マイクを通さず「ありがとうございました!」と絶叫。鳴りやまない拍手に応じ再度行われたカーテンコールでは、眉間にしわを寄せ、下唇をかみしめながらも、こらえ切れない涙を流した。

 一連の騒動で、降板や中止も取り沙汰された舞台。自らの口で騒動を説明することはなかったが、潤む目に激動の1カ月のつらさがにじんだ。

 この日は開演の約3時間前に会場入り。開演前の舞台上のおはらいで、出演者を代表し玉串をささげた。幕が開くと、おどけた演技を何度も見せ笑いを誘った。関係者によると、演出やセリフは騒動前から変更はなく、「警察に捕まったらどうするんだ」と淳子が連呼。共演の柴田理恵(57)のセリフでは「どこで週刊文春が見てるか分からない」と、逮捕現場となった群馬県前橋市内のホテルでの裕太と被害女性とのやりとりを詳報した週刊誌名も飛び出した。夜の部のカーテンコールでは昼に見せた涙はなく、充実した笑顔で客席に手を振った。

 終演後、観客からはさまざまな声が上がった。東京都北区の女性(70)は「中止になるかと心配していた。一言くらい(騒動について)言われるのかと思ってたけど…。でも同情の拍手が多かったように思う」。千代田区の会社員、前田郁子さん(37)は「スタンディングオベーションに込み上げていらっしゃる様子がよく見えた」と話した。

 【高畑親子の経過】
 ▼8月23日 高畑裕太が前橋市内のホテルで強姦(ごうかん)致傷の疑いで現行犯逮捕。

 ▼26日 高畑淳子が都内のホテルで謝罪会見を行う。

 ▼9月1日 淳子の主演舞台「雪まろげ」の稽古が始まり、淳子が報道陣にあいさつ。

 ▼9日 裕太と被害女性との間に示談が成立し、不起訴処分に。即日釈放される。裕太はそのまま埼玉県内の病院へ入院。裕太の所属事務所が解雇を発表。

 ▼24日 淳子の主演舞台が東京・シアター1010で開幕。 

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