プリンスさん死去前日「深刻な緊急事態」薬物依存治療専門医に相談

[ 2016年5月6日 05:30 ]

57歳で急死したプリンスさん(AP)

 米国の人気歌手プリンスさんが4月に57歳で急死する前日、関係者が「健康上の深刻な緊急事態」が起きているとして米カリフォルニア州の薬物依存治療の専門医に相談していたことが4日、分かった。

 同日に記者会見した専門医の代理人弁護士らによると、専門医は都合がつかず、息子を代わりにミネソタ州のプリンスさん宅に派遣した。だが、プリンスさんは自宅のエレベーターで倒れており、死亡が確認された。

 プリンスさんの遺体の解剖結果はまだ明らかになっていないが、一部米メディアは、作用の強い鎮痛剤を処方されていたとの情報を伝えている。過去のコンサートで高い場所から飛び降りるパフォーマンスを行い、腰などを痛めていたとの情報もある。

 共同電によると、プリンスさんをカリフォルニア州の専門医の施設で長期的に治療する案が検討されていたという。

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2016年5月6日のニュース