大島×大島 美幸いじめ体験を優子で舞台化 来年5月2人芝居

[ 2015年3月17日 05:33 ]

大島優子と大島美幸

 元AKBで女優の大島優子(26)が来年5月、本格的に舞台に挑戦することが決まった。東京・本多劇場などで上演される「美幸-アンコンディショナルラブ-」で、俳優・鈴木浩介(40)との2人芝居。作・演出を務める放送作家・鈴木おさむ氏(42)が、2002年に結婚した「森三中」大島美幸(35)の過去のいじめ体験を基に書いた物語だ。

 美幸役の大島は「いかに衝撃的に、そしてリアルに美幸を演じられるか、おさむさんに身を委ねて最後まで食らいついていきたい」と意欲を燃やす。

 出演の発端は、昨年9月のラジオ番組で鈴木氏と共演したことだった。鈴木氏が番組中「大島優子の舞台バージンを下さい」と自作舞台への出演を要請。番組の最後に大島が「舞台バージンをささげます」と応じた。

 “バージン”は、今月3日、都内で上演した落語家・笑福亭鶴瓶(63)との2人芝居「スジナシ」に挑んで失ったものの、鈴木氏の作品で、成熟した舞台女優への飛躍を目指す。昨年公開の映画「紙の月」の演技で各種映画賞にも輝き、女優としての評価も日増しに高まっている。

 「美幸」は、大島が演じる主人公が、会社で出会った元役者の男性に無償の愛をささげようとし、時に猟奇的な一面も見せる物語。美幸には、少女の頃、書道コンテストで優勝してメディアに取り上げられたことをきっかけに学校で残酷ないじめに遭った経験があるという設定だ。

 鈴木氏は「かなり激しい舞台」と説明。大島と共演する鈴木は「ダブル鈴木、ダブル大島に不思議なご縁を感じます」。大島は「2人芝居でどういう世界をつくれるか、今から楽しみで、興奮しています」と来年5月を心待ちにしている。

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2015年3月17日のニュース