柴咲コウの結末は…「○○妻」 最終回直前で視聴者満足度は最高点に

[ 2015年3月17日 11:30 ]

日本テレビ「○○妻」主演の柴咲コウ

 1月スタートのドラマもいよいよ大詰め。その中で異彩を放ち続けたのが柴咲コウ主演の「○○妻」。タイトルが意味深で、脚本はもとより、制作が「家政婦のミタ」と同スタッフということもあり、放送前から話題となっていたが視聴者の声に耳を傾けると「家政婦のミタ」同様、挑戦的なドラマだけに、その評価は多様である。

 第1話で二人は“契約”結婚だったというショッキングな設定が判明。しかし制作側では「○○妻」の答えが「契約妻」ではないと発表。○○の本当の答えは一体何なのか、なぜ契約結婚をしているのか、その背景にある主人公の闇は何かと注目を集めた。

 データニュース社(東京)が行なっているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象3000人)の満足度調査では、初回満足度3・6(5段階評価)から回を追うごとに上昇。主人公が抱える闇のヒントが提示された第4話で、高満足度といわれる3・7を超え、3・78を記録した。

 その後、主人公達とその家族の闇が次々明かされるも、「○○」の答えが契約以外に何を意味するのかが、なかなか見えず「内容がどんどん暗くなってきている」(25歳、女性)「山場をこえてちょっとうーん…な感じ」(51歳、女性)「ストーリーが単調になってきた」(63歳、男性)など、満足度は第6話で最低の3・57となった。

 だが、終盤の暗い展開から少し希望が見え始め満足度は回復。夫から正式に結婚しようとプロポーズされ、ハッピーエンドをうかがわせる最終回前の第9話で最高の3・88となった。

 意味深なタイトルから、ショッキングな設定にばかりに目を向けがちだが、ドラマのテーマは「愛するとは何か?」を問うラブストーリー。18日の放送がいよいよ最終回。○○の答えは何なのかはもちろん、夫婦の愛はどこにたどり着くのか。挑戦的なドラマだけに、あっと言わせる結末であることを期待したい。

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2015年3月17日のニュース