画家の金子国義氏が死去 絵本「不思議の国のアリス」など

[ 2015年3月17日 13:10 ]

 画家の金子国義氏(かねこ・くによし)17日未明、虚血性心不全のため東京都品川区の自宅で死去しているのを家族が見つけた。78歳。埼玉県出身。葬儀・告別式の日取りなどは未定。

 67年、作家の渋沢龍彦さんの勧めで開いた個展で画壇デビュー。退廃的な画風で知られ、絵本「不思議の国のアリス」や渋沢さんの小説や翻訳書の挿絵、雑誌「ユリイカ」「婦人公論」の表紙も担当した。浴衣や着物のデザインや、歌舞伎俳優中村勘三郎さんの襲名披露口上の舞台美術も手掛けた。

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2015年3月17日のニュース