劇作家・別役実氏 病気療養で演目変更 青山円形“ラスト”公演

[ 2014年10月30日 13:13 ]

ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏

 日本の不条理演劇を確立した第一人者で劇作家の別役実氏(77)が書き下ろし、東京・青山円形劇場で上演予定だった「雨の降る日は天気が悪い」(12月1~14日)が、別役氏の病気療養のため、演目変更となった。30日、劇場の公式サイトで発表された。代わりに1985年執筆の「夕空はれて~よくかきくうきゃく~」が上演される。

 キャスト(仲村トオル、マギー、山崎一、奥菜恵、緒川たまき、池谷のぶえ、犬山イヌコ)や公演日程に変更はない。演出も変わらずケラリーノ・サンドロヴィッチ氏(51)が担当し、潤色も務める。

 同サイトは「別役氏の新作を楽しみにしておられたお客さまには深くお詫び申し上げます。『夕空はれて~よくかきくうきゃく~』は不条理劇であると同時にナンセンスコメディーの秀作です」とした。

 ケラ氏もツイッターで「『もしもの時のために』というプロデューサーの意向で1ケ月以上前から検討し始め、2週間ほど前に『これならやれると思うがいかがか』と提出した戯曲。円形という特殊空間、キャストの割り振り、そして何よりも『傑作であること』といった条件を満たした一作」と演目変更の経緯を説明した。

 同劇場によると、別役氏は回復に向かっているという。ただ、よりよい作品を書いてもらうための準備期間などを考慮し、演目変更に至った。

 来年1月に最終興行を迎える同劇場の「青山演劇フェスティバルSPECIAL~サヨナラの向こう側2014~」のラインアップとして上演。1987年から2001年まで15年間続いた「青山演劇フェスティバル」が復活。今回は、その最後を飾る。

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