石田純一 5年ぶりの舞台で「緊張 よそ者みたい」

[ 2014年10月30日 18:24 ]

舞台「夫が多すぎて」に出演する(左から)石田純一、大地真央、中村梅雀

 大地真央(58)主演の舞台「夫が多すぎて」(11月17日まで、東京・シアタークリエ)が30日、初日を迎える。開幕を前に、大地をはじめ、共演の石田純一(60)、中村梅雀(58)が報道陣の取材に応じた。

 天真爛漫な主人公・ヴィクトリアを演じる大地は「登場人物全員が変なキャラクター。2人ともキャラクターがぴったりで、やりやすい。本当に楽しくて、どっか人生の参考にもなる」とPRした。

 舞台は、戦争で夫を亡くした主人公が夫の親友・フレデリック(石田)と再婚するが、そこへ死んだはずの夫・ウィリアム(梅雀)が帰ってくるという展開。梅雀が「親友だと思ってたけど、結婚しやがって。手が早いですからね」とジャブを入れると、石田は「前の夫が帰ってきちゃうから、つかの間の幸せをかみ締めてますよ」と苦笑い。そんな石田は約5年ぶりの舞台。大地、梅雀とも初共演で「より一層緊張はしてます。よそ者みたいですけど、自分らしさを出せたら。テクニシャン2人なので…」と恐縮。主人公の“2番目”の夫を演じることになる石田だが、製作発表では“2番目”の妻である女優の松原千明(56)に「話を聞きたい」と発言していた。現妻の東尾理子(38)だけでなく、松原も11月に観劇予定だといい、「その時にいろいろ聞こうかな」と笑った。

 同作は英の文豪サマセット・モームが100年前に発表した戯曲の舞台化。宝塚歌劇団100周年という記念の年でもあり、大地はその宝塚で100人の殿堂入りも果たした。「今年は“100”にご縁がある。父が生きていたら100歳なんです。うれしい偶然で、感謝しています」と思わぬ偶然に満面の笑顔を浮かべた。

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